
看護師と言えば、ハードな勤務に女の世界という、なかなかシビアな職業です。
肉体的にも精神的にもキツイ仕事なので心や身体を壊す人も珍しくありません。そうなると働けないので診断書をもらい休職という形をとる人もいます。
読んで字のごとく職をお休みするのですが、実際に休職中にはどんな風に過ごしたらいいのでしょうか。
落ち着いて休職期間を過ごしていくためのヒントをお話していきます。
看護師の休職期間は?いつまで?

休職をすると最初の数日は次の勤務を考えた生活から解放されるので、ある意味開放感あるかもしれません。休日がずっとあるような感覚でしょうか。
ところが社会人ですから働かないと生活もままならなくなりますね。
休職中は基本的にお給料は出ないですし、有給を消化という形でお給料が出るときもありますが夜勤をやっていたとしたらお給料が激減は明らかです。
さらに休職をすることで勤務変更や業務の割り振りなどスタッフへの影響もありますから、いつまで休んでいいんだろう、とか悩むこともあるでしょう。
「休職っていつまで休んでいいのかな?」
「普通はどれくらい休むものなの?」
「休みすぎって思われないかな?」
などなど気にしだしたら止まらないものですし、せっかくの心も体も休める休職なのに休まるものも休まりません。
実は「休職はいつまでという区切りはない」んです。
もちろん各病院によって規定などもあるでしょうし、お給料面での心配もあるでしょうから絶対ではありませんが、人によって1か月の人もいれば、半年~一年の人もいますね。
看護師の休職中のオススメの過ごし方

休職と言えば仕事を休んでいるのだから、静かに安静、療養に徹するべき、と思う人もいるでしょう。それほどに真面目だからこそ身体や心も限界を迎えたんですよね。
休職中は始めのうちはひたすら寝たり、ボーっとしたり、とにかく文字通り休むことと思います。
それから「ずいぶんと休んだなぁ」「どう過ごそう?」と思い始めた時におススメの過ごし方があります。スムーズに復職や次のステップに進むためにも休職の時間は有意義に過ごしていきましょう。
①休む
おすすめ・・・というから何かと思うかもしれませんが、まずは休みます。心も身体も十分な休息をします。
休んでしまったという事実に焦りなどを感じることもあるでしょうが、まず休みましょう。そのための休職です。これだけ休んだから動き出さないと、と思って焦って動くことはおすすめできません。
無理して動く必要はないんです。自分が他のことに気が向けられるようになるまではゆったりを過ごすことを心がけましょう。
②好きなことをする
何でもいいんです。ゴロゴロするもよし、お散歩するもよし、趣味にいそしむもよし、何でも構いません。心がうれしいと思うことをするようにしましょう。
仕事もしないでこんなことをしてもいいのかな・・・と思うかもしれませんが、心も身体もリラックスをして過ごしていけるように必要なことですから。遠慮なく好きなことをしましょう。
好きなことをしてみよう、と思えるくらいになってきたんだ、と考えるとまたひとつステップアップしているということなので大切なことなんですよ。
③生活リズムは崩さない
好きなことをするということはいつ起きて、いつ寝てもいい・・・気がしますが、生活リズムを崩さないようにしましょう。
復職をするにしろ、ほかの道を選ぶにしろ、生活リズムが崩れていては戻ることが難しくなります。
生活リズムが乱れると身体の恒常性も崩れて行き、よくなりませんし、不規則な生活は仕事ではなくても心が不安定になっていきますもんね。
休職中にしてはいけない2つのこと

休職中には好きなことをしてもいいと言うお話をしてきましたが、実はNGなこともあります。チェックしておきましょう。
①仕事のことを考える
どう思われているかなとか少し身体も休まって動き出せるようになってくると、復職をした時のために、と勉強をしたりしてしまいがちです。
すばらしいことなのですが、休職中に限ってはNGです。
休職をしているということは診断書が出ているはずです。仕事を休みましょう、という診断書があるのですから仕事を休むことが「仕事」です。
②不規則な生活
何度もお話をしますがそれくらいに大切なことです。
先ほどの生活リズムを崩さないということですが、休職してすぐは動くこともままならないくらいだと思います。それでも、朝起きて夜眠るという生活だけは続けていきましょう。
復帰をするときになって急に生活リズムを戻すとまた無理をすることになりますし、身体の調子を整えるということは生活リズムを整えることです。
看護師の休職。そのあとはどうする?

休職中の過ごし方についてお話をしてきましたが、休職をしたそのあとのことを少しお話していこうと思います。
漠然と休んでいても不安もあるでしょうから、復職後のイメージとして受け止めていただければと思います。
①元の職場に戻る
一番わかりやすい復帰ですね。お勝手も分かっているので新たなことを学ぶということも少なくて済みます。
ただ、休職前と同じ環境に戻るということは、自分にとって身体や心に無理がまた出ないかという心配もありますね。
②異動した部署へ戻る
休職前とは違う環境になるので、身体や心への負担が前の部署とは違うことが期待できます。
ただ、新しい部署へ行くので覚えることや慣れることが増えるという面での負担も増えます。慎重に考えていきましょう。
③転職をする
休職をした病院でもう一度復帰をしたとしても、人のネットワークはつながっていますから、どこかで誰かが休職などの話を耳にして知っている、と言う環境があると働きづらくなることも考えられます。
人間関係などで身体を壊した場合には、戻ったらまた同じ人間関係が待っているのは耐え難いことですもんね。そうしたときには思い切って職場を変える、つまり転職をするということもアリです。
ただし、転職活動は医師から「復帰に向けて動いていってもいい」という許可が出るまでは控えましょう。活動をしていくと働けるんだ、と相手も考え動いていきますからゆっくりと休む間もなく話が進んでいくことがあります。
まずはゆっくり休むことが優先です。
これらの選択は復帰の道筋が経ってから考えることですが、上司や人が言うからと選ぶのではなく、自分が自分らしく生きていけるために選んでいけるようにしたいですね。
生活をしていくのは自分ですもんね。
休職中、まずは休んで!

看護師はハードな勤務、女の世界ということで身体や心に不調が出て休職をする人も珍しくありません。
休職期間はいつまでという区切りはありませんが、経済的な問題も出てきますので心配もあるかと思います。
しかし、しっかりと休むことが休職中は大切です。休職という「お仕事」をしているのだと考え、ゆっくりと過ごしましょう。
自分の身体や心と相談して、焦りもなく動けそうなら復職、転職活動をしましょう。焦るなといっても、ブランクがあるのだから不安な気持ちは消えないかもしれませんね。
今の職場に戻るか、新しい働きやすい職場に行くか、悩んだら看護師の転職サイトに相談してみてください。キャリアアドバイザーが、あなたの希望や状況を見て、復職か転職か、どっちが良いかをアドバイスしてくれます。
結局は、自分に合った長く働ける環境を見つけたいですよね。そうなると、病院の雰囲気や人間関係が大切。そこで、各病院の内部情報に強い転職サイトをご紹介します。
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「今、職場を辞めたら人手足りなくて迷惑かけるな…」
「同僚から辞めないでねって言われたんだよね」
と思っていませんか?
ハッキリ言いますが、考えるだけ時間のムダです。
もし、病院側があなたに辞めて欲しくないと思っていたら?
あなたが辞めたいと思わないように、労働環境を改善するはずです。
例えば昇給したり、有給休暇を取りやすくしたり....
残念ですが、あなたが職場を辞めても迷惑はかからないってことですよ。
あまり考えすぎずに自分の働きやすい環境を探してください!
しっかりと心と身体を休めて、また自分らしく生活をしていけることをお祈りしています。
《この記事を書いた人》
ユウコです!看護師歴10年目、現在は産婦人科のクリニックで働いています。
先輩からのいじめがツラくて転職をしました・・・
その経験を元に、お話させていただきます。