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看護師の育休は取るべき?出産後の復帰をスムーズにするための方法

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女性のライフステージのひとつに妊娠や出産があります。あくまでもひとつ、必ずではないのですが、必ずではないからこそやっかいでもあります。

 

看護師は身体的にもハードな仕事ですし、育児をしながらの交代勤務は難しいですね。

 

そこで育児休暇を取ってまた同じ現場で働き続けるのか、それとも離職をしてから落ち着いてから新たに復職をするほうがいいのか、そのメリットデメリットについてまとめました。

看護師が育休を取るメリット

看護師が育児休暇を取るメリットとしては次のものが挙げられます。

メリット①経済的に安定をした状態でいられる

育児休暇中は育児休業給付金という給付金をもらうことが出来る制度があります。今までもらっていた月収によって金額が違います。

・フルタイムで働いる
・病院などに籍を置いている

ことが条件となります。

働いていたときよりはもちろん少なくなってしまいますが、働いていない間もお金が入ってくることはありがたいですよね。

 

メリット②知っている職場に復帰をすることが出来る

これは実はとてもありがたいことで、育児というイレギュラーなことが起こるのが当たり前という日々の中で、さらに働いて新たな職場、業務に慣れるということは想像以上に大変なものです。

 

その点、育休を取っていると部署まで同じところに戻れなくとも、お勝手やシステムなどに慣れのある職場に戻れることは自分の負担を減らすことが出来る大きなメリットとなります。

 

メリット③ブランクが短くて済む

看護師のハードな仕事は慣れももちろんですが、医療の日進月歩についていくという面でもブランクは短い方が、よりスムーズに復帰しやすいです。
勘も取り戻しやすいですしね。

 

育休を取って復帰すると戻る場所が決まっていて、期限も決まっているので、だらとブランクが延びることはないのでブランクが短くて済みます。

 

メリット④子供がいる状態での就職活動をする必要がない

子供がいて就職をすることはとても大変です。まず専業主婦の状態では保育園に入れるのが難しいので、預け先がない状態で探すと働ける場所が少なくなります。

 

もちろん物理的にも子供を連れて就職活動をすることもどっと疲れてしまって、復職をあきらめてしまうこともあります。(経験者は語ります・・・)

 

幼稚園に入れる時期になってパートなどを探そうとしてもブランクがあったり、条件が厳しくなるので(子供が帰ってくるまで、など制限が出てしまいます)就職は難しいです。

 

これが育休を取っていたらする必要がなく、戻る場所があるのですからありがたいことです。

 

看護師の育休のデメリット

メリットがあれば、デメリットもあるものです。デメリットもきちんと知っておきましょう。

デメリット①復帰しないといけない

育児休暇は法律でも認められた制度ですが、実際の現場では「出来るだけ早く復帰してほしい」と思っていますし、復帰を前提として認められているものでもあります。

 

たとえば産後の自分の体の調子が戻らなかったり、子供も必ず健康で問題がないという保証もありません。育児休暇は延長をすることも出来ますが、復帰は急かされるでしょうし、自分としても落ち着かないものですよね。

 

そんな状態で育児をしていくことは仕事をしていないのに仕事に焦らされている状態でデメリットでもあります。

 

結局預け先がないからベビーシッターなどを駆使して復帰をするという話も聞きますし、保育代を稼ぐために働く状態になっているという話もあるんです。

 

デメリット②子育て支援のシステムが整っていない場合には育児と仕事の両立が難しい

わかりやすいのは「時短」ですね。復帰そうそうにフルタイム、不規則勤務もこなしてください、と産休や育休に入る前と同じ勤務を求められると子供もいるのですから難しいものです。

 

そこで託児所があるとか、子供がある程度の年齢になるまで夜勤は免除とか、そうした子育ての支援システムがないと育児と仕事の両立は難しいです。

 

残業などでお迎えに間に合わないので、ベビーシッターさんなどを頼むことになって結局費用が高額になって、何のために働いているのかわからない。。という話もあります。

 

デメリット③職場が育児に理解がないと居づらい

独身の人が多かったり、育休明けでも親や夫などのサポートが万全な人がフルタイムで復帰をしているというような職場では、預け先で困っていたり、夜勤が出来ない、子供の病気で早退や遅刻、または休みますなんてことは受け入れられにくい傾向にあります。

 

そうすると女の世界ですからね、まぁ働きにくくなっていくんですよね。

 

育休から復帰をするためにしておくこと

育休を取ることのメリットとデメリットをお話してきました。
では育休から復帰をするためにはどんなことをしておく必要があるのでしょうか。

①生活リズムを作る

「そんなこと?」じゃなくて一番大事なことなんです。子供とともに、仕事復帰をしたあとの自分の生活を考えた生活リズムを作っていきます。

 

まずは朝は起きて自分の準備、子供を起こして子供の準備、出かけるまでの流れを確認する事とルートもその時間に何度か行ってみたほうがいいですね。

 

朝と昼間では雰囲気も人の多さも違うのでスムーズに行けると思ったら朝の人混みに子供のイレギュラーで振り回される、なんてこともザラにありますから。

 

②復職後のシステムを作っておく

子供の預け先はもちろんのこと、

・送迎は誰がするのか
・お熱などで呼び出された場合には誰が対応をするのか
・残業などでお迎えが遅くなった場合には民間のサポートなどを利用するのか

なども含めて、「もしも」の考えられるパターンの対応を作っておきましょう。

 

子供も今までの生活から変わるわけですから、少なからずストレスも受けますし、疲れやすくもなります。

 

働き始めて自分も慣れていく中で子供のサポートもしっかりとしていけるように、ひいては生活をスムーズに仕事モードにシフトしていけるようにしていきましょう。

 

③使える時短アイテムは用意する

洗濯機ならば乾燥機付きにして干す手間なくすようにしたり、お掃除はルンバに、洗い物は食器洗浄機に、など家事の負担は出来るだけ時短アイテムを活用して減らしていきましょう。

 

ここをケチっていては自分の負担が重たくなって「両立が難しい」と退職につながりやすくなりますので要注意です。

 

もしも育休からの復帰に迷ったら、どうする?

育休からの復帰に迷うというときには、多くが働ける自信がなかったり、物理的に復帰が難しくなってしまうことになると思いますが、迷った時には大きく分けて二つの道があります。

道①思い切って復帰してみる

子供がいると、あんなことやこんなことがあったり、仕事も自分一人のときとは違うし・・・と不安になっているときには心配ばかりしていても前には進めないので、思い切って復帰をしてみることも手です。

 

復帰をスムーズにするためにしておくこともした上であれば、あとは復帰をしていきながら自分たちの過ごしやすいリズムを作っていくことも必要です。

 

道②転職をする

育休を取るのは復帰が大前提なので、これは育休を取る前に考えておいてもらいたいものですが、子育て支援システムや育休明けの人に対する職場の雰囲気や対応をみて、やっていくのが難しそうだと感じたら続けて行くことは難しいのですから、他へ移ることを考えることが得策です。

 

病院はあなたの人生や生活に責任は取れません。自分や子供の生活、家庭を考えて行動出来るのは、あなただけです。

 

道③しばらく専業主婦をする

育休の延長をして、育休の期限ギリギリまで専業主婦をするということも選択の一つです。

 

実際に育児をしていく中で、もっと子供のそばにいたいと思うこともあるでしょうし、もう少し子供が大きくなってからの方が落ち着いて働けるということもあるでしょう。

 

そうしたときには育児休暇を延長するという方法もあることを覚えておくといいですよね。

 

育休、子育てに理解のある職場を探すなら

看護師という職業は国家資格ですし、妊娠出産をしてもまた働く人も多いのですが、育児休暇を取って働き続けるということはメリットもデメリットもあります。

 

ただ、看護師は他の職業と違って、復職・転職がしやすいです。それに、女性が多い職業なので、民間企業に比べてもライフイベントに理解のある職場が多いです。

 

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