夜勤や重労働など、看護師の仕事は本当に「大変」の連続です。
もう看護師辞めたいと思うことも1度ではないでしょう。
でも、本当に看護師を辞めてもいいのでしょうか?
今回は看護師を辞めた人が語る
・看護師を辞めて良かった点
・後悔した点
をまとめてみました。
看護師を辞めてよかったこと
1.夜勤をしなくていい
OLなど日勤のみのお仕事に転職した場合は、日勤と夜勤などの変則的な生活から抜け出せます。
朝決まった時間に起きて、夜は毎日眠るという本来のライフスタイルに戻れることで体調不良や不眠、肌荒れや生理不順も解消できたという方もいます。
2.休みの日などに充実したプライベートを送ることができる
看護師時代はとにかく激務で、夜勤明けや休みはひたらすら寝ていませんか?
日勤でも残業続きだったり、レポートの提出が迫っていて時間に追われていたりと、プライベートを犠牲にして働いている看護師さんも多いでしょう。
看護師を辞めて時間に余裕の持てる職業に就くと、自分の好きなことに時間を使うことができて良かったという方もいます。
3.暦通りに休日が取れる
看護師は24時間、しかも年中ノンストップでやってくる患者さんのケアに当たらなければならない仕事です。なので、土日だとか祝日だから休みとは無縁の世界です。
そうなると家族や友人たちとの予定が合わず、自分の時間も上手く持てなくなってしまいます。
しかし、もし転職先が土日完全週休2日制でカレンダー通り休める会社ならば、世の中の人と同じように休日をエンジョイできます。
プライベートを重視するために、看護師を辞めて良かったという方もいらっしゃいます。
4.腰痛などが治ったり、体調を崩しにくくなった
人を抱えたり、重い資材を運ぶことの多い看護師にとって、腰痛や腱鞘炎は職業病です。
また感染症などで来院、入院している患者さんとも接しなければならないので、感染するリスクとも戦わなければなりません。
看護師を辞めて力仕事のない職業に就職した場合、腰痛などが治ったという方もいます。また、体調を崩すことが格段に少なくなったというケースも。
看護師を辞めて後悔したこと
看護師を辞めて良かったこともあるようですが、逆に辞めて後悔してしまった人もいます。
どういう点に後悔したのでしょうか。
1.知識や技術が衰えていく
せっかく身に付けた知識や技術も、使わなければどんどん忘れたり、下手になります。
ブランクが空けば空く程、カンを取り戻すのに時間がかかると実感している看護師さんもいます。
仮に看護師に戻りたいと思っても、ブランクがあるために希望の医療機関から内定がもらえないということもあります。
2.転職活動で苦労した
看護師は専門性の高い職種です。技術面もですが、ビジネスマナーなどの点でも一般企業で即戦力と判断されづらいのが現実です。
OLになりたくて転職活動を始めても、他の経験者とのスキルの差が大きすぎて、なかなか内定をもらえないという方もいます。
3.給料が安い
いざ憧れのOLになれたとしても、次は給料面での問題に直面します。一般職の事務の場合、地域や会社規模もありますが、一般的には月給15〜20万程度が相場です。
そこから税金や保険が控除されると、手取りは看護師経験者にとってはビックリするくらい少なくなります。看護師時代の半分という方もいるかと思います。
看護師さんが転職した職種は?
看護師さんが挑戦した未経験職をご紹介します。
・飲食店
・営業
・事務職
・MR、MS
・アパレル店員
・CRA,CRC
・養護教諭、講師
・介護士、保育士
など、職種の幅はかなり広いですね。
中でも、看護師としてのスキルを活かせる職種も目立ちます。養護教諭やMRなどは、看護師時代の知識や臨床現場の経験を大いに活かせるでしょう。
他にも、人生一度きりということで、まったく関係のない営業や事務、アパレルに転職する方も多いですね。
看護師を辞めて、「看護」の仕事が好きだったと気付いた
看護師として勤務している間は色々なことに追われていて、ただただ「つらい」という気持ちだったかもしれません。シフト勤務や夜勤、長時間残業、人間関係、レポート…。
自分の時間もほとんど取れず、きっと追い詰められていたんでしょう。
でも、看護師を一度辞めてみると、これまでの経験を振り返って考えることができるようになります。
患者さんに「ありがとう」と言われたこと。
苦手な処置が一人でできるようになったこと。
その時はすごくつらかったけど、「看護師という仕事ってまんざら悪くなかったんじゃないかな?」と気付く瞬間が訪れるかもしれません。
そして、もしまた看護師をやりたいなと感じたのならば、いつでも戻ってきていいんですよ。
看護師の資格は一生ものです。前の医療機関では十分に評価されていないと感じていたかもしれませんが、あなたの能力を必要としている医療機関は沢山あるんです。
その中で、自分にあった施設や働き方を選んでみると、違った世界が見れるかもしれませんよ。
今、看護師の仕事に向いていないことに悩んでいたり、看護師であることに疲れているのならば、どこか無理をした働き方になっているのかもしれません。
一体、何が自分を苦しめている原因なのか?立ち止まって考えてみると、解決の糸口が掴めるかもしれませんよ。
看護師を辞めるか悩んでいるのならば
自分の不満点を箇条書きに書き出してみましょう。
次にその不満を解消できる方法は何か?を、横に書き出していきましょう。
あなたの不満を解消できる働き方が見えてきませんか?
例えば、夜勤が嫌な人の場合。クリニック勤務にすることや訪問介護やディサービスといった選択肢が挙げられます。他にも学校関係や医療機器メーカーといった道もありますよ。
看護師の資格は、それだけ広い分野でニーズのあるスキルなのです。資格を活かしつつ、あなたが納得して働ける方法を見つけてあげてください。
もし看護師を辞めるか悩んでいたり、どんな道に進めば不満が解消できるか分からないのならば、その道のプロに相談するといいですよ。
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「今、職場を辞めたら人手足りなくて迷惑かけるな…」
「同僚から辞めないでねって言われたんだよね」
と思っていませんか?
ハッキリ言いますが、考えるだけ時間のムダです。
もし、病院側があなたに辞めて欲しくないと思っていたら?
あなたが辞めたいと思わないように、労働環境を改善するはずです。
例えば昇給したり、有給休暇を取りやすくしたり....
残念ですが、あなたが職場を辞めても迷惑はかからないってことですよ。
あまり考えすぎずに自分の働きやすい環境を探してください!
・入職先の詳細な仕事内容
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など、様々な情報を専任コンサルタントが事前に教えてくれます。
自分が働いてみたいと思う求人でなければ、次を探してもらってもOKなんですよ。面接では聞きにくいこともコンサルタントさんが聞いてくれたり、条件の交渉を行ってくれます。
看護師を辞めて後悔する前に、不安な点や悩みを相談してみてください。
この記事を書いた人
こんにちは!現役看護師のサチエです。
私、15年働いている中で8回転職をしました。失敗ばかりでしたが、その経験を元に職場環境のが良い病院求人の探し方を見つけたので、こちらでお話しさせていただきます。