3Kの代表といわれる職業の看護師。
しかし現場の声を聞いてみると、3Kどころか「9K」クラスのきつい仕事だと感じている看護師が多数いることが分かりました。
どういった点が「きつい」と感じているのか?
特に多く声が挙がった項目をまとめてみました。
その1.肉体的、精神的にきつい
体力勝負の職業といわれていますが、中でも
「夜勤がきつい」
30代になると、体への負担が一気に増えるとの声も。
夜勤の翌日は、必ず体調を崩す看護師もいるほどです。
また精神的にも追い詰められる職業でもあります。
誰しも「インシデントを起こさないように、神経をすり減らしながら勤務している」状態でしょう。
さらに「30分前に看た患者さんか急変して、そのまま逝ってしまったり、病状を悲観した患者さんが自殺したり…」と死と向き合うには、いい意味で鈍感でないと続かないと言われています。
心身ともにきつい看護師の間では、
不眠症、頭痛、腰痛、手荒れ、膀胱炎、肩こり、生理不順などは職業病扱い。
中には休日でもナースコールやアラームの音が頭から離れず不眠になったり、毎晩汗びっしょりでうなされ、精神安定剤を服用して、なんとか持ちこたえている看護師もいます。
その2.休めないし、休みがない
代わりがききにくい職業の看護師。
明らかに感染症に罹患していたり、職場で倒れない限り、「今日休みます」ができないという方が多いです。
その一方で、健康管理が出来ていないと、インシデントを引き起こすリスクを背負うというジレンマとも戦わなければなりません。
さらにシフト上休みであっても、休めないという看護師もいます。
一生勉強が必要な仕事だけに、休日や退勤後に勉強会に参加しなければならない病院もあります。
勉強以外にも、会議や委員会の会合が入ると、実質出勤状態になってしまいます。
また中規模以上の病院だと、異動のたびに覚えることがあって休日がなくなるというパターンもあります。
その3.人間関係がきつい
なにせ「女の職場」。
上司、先輩、後輩、同僚を巻き込んでの
「パワハラ」、「足の引っ張り合い」、「けなしあい」
が本当にきついという意見が沢山挙がりました。
理由は「資格が違うから」とか「仕事内容が違うから」とか、部外者が見たら本当に瑣末なレベル。
相手は看護師だけでなく、医師にカルテを投げつけられたという看護師もいました。
離職率が異様に高い科があると思ったら、いじめや無視が横行している部署だったりします。
4.暴言や暴力問題も
近年、認知度が上がってきている「モンスターペイシェント」。
処置が痛いと文句を言われたり、ナースコールを押してから来るのが遅いと文句を言われたりするのは、日常茶飯事。
中には理不尽な要求をされたり、罵声や恫喝、暴力を振るわれる看護師もいます。
さらに医療ミスが疑われる際に真っ先に疑惑を掛けられるのも、看護師です。
一生懸命やっているのに、理不尽な目に遭いやすいという立場に立たされているというのが、「きつい」と感じる原因になっています。
それでも看護師を辞めないのは何故か?
過酷な労働環境にもかかわらず、看護師を続けていこうと思う理由を聞いてみました。
・自分には「これしかない」と思っているから
・きついことも多いけど、看護師をやっていて良かった事、楽しかったことは何者にも代えがたいから
・「病気で辛い人の為に少しでも役に立てる仕事」というプライドが持てるから
・患者さんやご家族の感謝の言葉が何よりも嬉しい
・給料度外視で、社会の役に立っている感を感じることができるから
看護師は、向き不向きがはっきり出る職業です。
これらの言葉に共感できるアナタは、仕事がきつくても、やはり看護師に向いている方なのです。
長く医療に携わって欲しいアナタだからこそ、勤務する病院選びは慎重して欲しいと思います。
例えば、
・看護師の管理がしっかりできておらず、一部の看護師に負担が偏っている
・夜勤が異常に多い
・手当てを引いた基本給が安すぎる
・拘束時間が異常に長く、給料を時給換算すると高校生のバイト以下
などの病院は経営状態や管理に問題があり、看護師を使い潰してしまう危険が高い病院でしょう。
アナタ自身が看護される側に回る前に、もっとアナタのライフスタイルにあった環境に移ることも考えた方がいいでしょう。
ライフスタイルにあった職場選び
ライフスタイルの変化に合わせて勤務先を変えている看護師さんは意外と多くいます。
例えば、新卒で大病院勤務していた人が、結婚後にもっと規模の小さな病院に転職したり、夜勤のないクリニックに転職することも珍しくありません。
お給料に拘らないのであれば、検診車付きの看護師に転身したり、期間限定で看護師をされている方も沢山います。
こういった求人って見つけるのが難しそうですが、そういった看護師求人にも対応しているサービスがあります。
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