「3K」を超えて、「9K」と言われている看護師業界。責任重大で、しかも激務に耐えきれず、誰しも1度は「辞めたい」と思ったのではないでしょうか?
今回は、看護師が「こんな病院、すぐに辞めたい」と思った理由を集めてみました。
あなたの職場は、いくつ当てはまりますか?
精神的に追い詰められています
1.レポートや勉強などで時間に追われてつらいんです
普通に仕事をこなして、残業までしています。それに加えて家で看護研究って、いくら時間があっても足りません。看護研究って仕事の一環じゃないの?
課題やレポートが多くてヘトヘトです。
やっと提出できたと思ったら、ダメ出しの嵐。内容とかの指摘ならまだわかるけど、文字の大きさとか句読点の位置とかまでツッコむのは止めて。
2.力不足すぎてつらいんです
機材の使い方やモニターの見方をはじめ、処置が上手くできない時なんかに、「あー、ダメだな」と自分の無力さに凹んでしまいます。
特に先輩に怒られまくった後は、もっと頑張らないといけないのは分かっていても、明日仕事に行きたくない位落ち込みます。
3.人間関係が悪すぎてつらいんです
男性看護師が増えつつあっても、やっぱり看護師は女社会。派閥争いが合ったり、陰口や噂話にうんざりです。私、仕事をしに来てるんですけど。
申し送りは、格好の「吊し上げ」場。わざと意地悪な質問をして嫌味を言ったり、「聞こえませーん」と嫌がらせをしてくる先輩や上司がいる。
指示間違いや漏れを人のせいにする。書かれている内容や口頭の指示が間違っているのに、私が間違えたことにされている。
看護師だけでなく、ドクターが間違っていることもある。しまったという顔をするくせに、全然謝らない。
上司と価値観が合わない。怒るポイントがズレている。大切にするものが違う。
現場がどれほど大変か?知ろうともしないし、良くしようとも思っていない。
4.私生活が荒れてつらいんです
夜勤、シフト勤務があると生活リズムが崩れる。夜勤明けにはコンビニでスイーツを買ってしまったり…。
今の病院になってから、明らかに甘いものを食べる量が増えた…
体力的にも限界なんです
1.残業続きでつらい
連日、クタクタになるまで残業三昧。あまりにブラックすぎる環境で、燃え尽き症候群になる看護師が大量生産されています。
あまりにハードすぎて、ふとした瞬間に「何やってるんだろう」といった虚無感に襲われる。
過酷すぎる労働環境のせいで、オペが必要な病気になりました。復帰後も病後であることは全く考慮されず、また体調を崩してしまいました。
2.なぜなら人手不足だから
残業当然、手当はないけど!なブラック病院に勤務したけど、それもこれも人手が足りないからだと痛感した。
そんな条件だから人が続かないし、集まらないんだよ!
家族が入院しても「休むの?」と聞かれた。そんな時くらい休ませろ。私自身が緊急入院したのに、「明日のシフト入れるよね?」と言ってきた。もちろん無理だけど。
辞めたいと上司に伝えても即答で拒否される。だって、ギリギリの人数しかいないから。
3.若手だからって夜勤が容赦ない
看護師だし、夜勤があるのは当たり前と思っているが、若いからって仕事を押し付けすぎ!
動いているのは私だけ、夜勤明けはベッドに直行。
4.サービス残業が多すぎる
残業代が出るならまだしも、タダ働きが多すぎる。申告制のため、申し出ても残業代がもらえない。
かと言って、業務量は少ないかと言われたら、それは違う。毎日残業に追われて、家では寝るだけ。
事件は現場で起こっている
1.辞めたくなるほどつらい原因は、患者様
患者さんから暴言や暴力を受けた。精神的な病気が原因と分かっていても、痛いものは痛い。同じ患者さんに、会うたびに暴言を吐かれる。担当から外してもらってるし、正直もう関わりたくない。
優しく接してくれた患者さんが亡くなった。新人の頃、手技も上手くない私に「頑張って」と声を掛け続けてくれた患者さんが急逝した。家に帰ってから泣き崩れるくらいつらく、看護師を続けていく自信が揺らいだ。
2.この待遇、改善できませんか?
同期と話していて、同じ科なのに同期の方が給料が良かった時。残業だらけの自分より短時間労働の友達の方が高給取りだと知った時。
役付になったのに、給料が全く増えない。責任だけ重くなって、プレッシャーはすごいのに、見合わない給料。
3.葛藤は出勤前から始まっている
何かあった時じゃなく、毎日の出勤前から「辞めたい病」との戦いが始まっている。
悪天候や冬の夜勤は本当に憂鬱。夜は家に居て寝たいのに、これから働きに出ないといけないと思うと憂鬱。
雪が降る地域だと、車の雪下ろしや道路までの雪かきをしないといけないのが嫌。
こんな病院、辞めてやる!と思ったら
みなさん、色々な理由を溜め込んでいますね。
「こんな病院、辞めてやる!」
「看護師辞めてやる!」
と思っても、勢いで辞職願を出してはいけません。
退職後の事を考えずに辞めてしまった看護師さんの中には、他の職種との給料格差に直面したり、なかなか安定した転職先にたどり着けなくなってしまうケースもあるからです。
次の職場を決めないまま辞め、いざ看護師に戻ろうとしても、ブランクがネックになって、希望した医療機関に入職できないことに悩んでいる看護師さんもいます。
そうならないためにもやはり、退職前に今の病院で不満に感じている点を解決できるような転職先を見つけてから、今の職場を辞めましょう。
探す気力がないし、自信もないという方は、院内の内情に詳しく、看護師の就職を手厚くフォローしてくれる「転職エージェント」にまずは相談してみてください。
転職エージェントでは、あなたが置かれている現状を詳しくヒアリングした上で、今後どうしたら良いのかをアドバイスしてくれます。
その上で転職を希望されるのならば、あなたに合いそうな求人情報をピックアップして提案してくれたり、応募作業の代行や面接日の設定なども無料で代行してくれます。
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「今、職場を辞めたら人手足りなくて迷惑かけるな…」
「同僚から辞めないでねって言われたんだよね」
と思っていませんか?
ハッキリ言いますが、考えるだけ時間のムダです。
もし、病院側があなたに辞めて欲しくないと思っていたら?
あなたが辞めたいと思わないように、労働環境を改善するはずです。
例えば昇給したり、有給休暇を取りやすくしたり....
残念ですが、あなたが職場を辞めても迷惑はかからないってことですよ。
あまり考えすぎずに自分の働きやすい環境を探してください!
「看護師が長続きしない病院は避けている」といわれるほど、ブラック病院を避けて紹介してもらえます。
応募したい医療機関へこれまでのスキルや経験も上手くプッシュしてくれたり、面接の練習に付き合ってくれたりと、あなたの就職を全力でバックアップしてくれます。
看護師辞めたい!この病院辞めたい!と頻繁に思うようになったら、気軽に相談してみましょう。