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看護師から保健師になるメリット・デメリット!人気の職業に就くには?

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問診する白衣女性

看護師から転職する人も多い保健師。

資格取得も必要になり、なかなか狭き門とも聞きますよね。一体どんな仕事なのでしょうか?

 

保健師の仕事とは?

看護師に人気の高い資格として一番に挙げられるのは、「保健師」ではないでしょうか?

保健師の仕事は、「健康診断」や「保健指導」を通して、病気やケガを予防するための活動をすることです。
活躍する職場は、企業や学校、市区町村の保健センターなど。

分かりやすい例を挙げるなら、保健センターにいる行政保健師。
一般企業では、不眠などの相談を受けることで「メンタルヘルス」の維持に貢献するのも保健師のお仕事です。

2015年12月から、50名以上の常勤社員を雇用する会社には、「労働者のストレスチェック」が義務化されました。
本来は産業医の業務ですが保健師でも対応可能なので、これから需要が高まると予想されています。

 

看護師から保健師になるには

まずは国家試験の受験資格を取得しなければなりません。

受験資格を取得するためには、

・文部科学大臣指定校で必要な過程を半年以上学ぶ
・厚生労働大臣指定の保健師養成所を卒業

しなければなりません。

なお、保健師の国家資格試験は、毎年2月に実施されます。
出題科目は、

・保健福祉行政論
・地域看護学
・保健統計学
・疫学

などです。

合格率は80~90%
きちんと勉強していれば、比較的合格しやすい資格になります。

 

看護師から保健師になるメリット

カレンダー

看護師から保健師になる最大のメリットは、ほとんどの場合、残業なし&土日が休みになることでしょう。

勤務先が学校、公的機関、企業の場合は、勤務日は大体カレンダー通りになります。
また残業がないところが多いので、定時で帰ることができます。
看護師と違い、夜勤もありません

看護師よりもストレスが少ない

仕事内容が病気やケガの治癒ではなく「予防」になるので、生命に直結することはまずありません。
病院勤務とは異なり、バタバタすることも少ないので、肉体的にも精神的にも楽になったという保健師もいます。

色々なことにピリピリしなくてよい環境なので、看護師時代よりもストレスを感じることが少なくなります。

 

昇給ベースが看護師よりも高い

長いスパンで考えると昇給率が低い看護師に比べ、保健師は比較的コンスタントに昇給していく傾向にあります。
長期間勤務することで、看護師に比べて生涯年収が増える可能性は十分にあります。

 

仕事の幅を広げることができる

看護師が保健師の仕事をすることはできませんが、元々看護師資格をもつ保健師はどちらの仕事も行うことができます。
転職時に選択肢が広がるなど、キャリアの幅を広げることにつながります。

 

臨床経験が活かせる

よく「新卒で保健師になると大変」という意見を聞きます。
なぜなら、臨床経験がないので、具体的なアドバイスができないから。
新卒で保健師になった場合は、業務をしていくうちに臨床経験の必要を感じて看護師になる方が多いです。

一方、看護師から保健師になった場合は、ある程度の臨床知識や経験があるため、それ程困らない方が多いです。
目安としては3年以上の看護師経験です。

 

看護師から保健師になるデメリット

孤独な女性

一方、看護師から保健師になる最大のデメリットは、給料が下がることでしょう。
大きな理由としては、夜勤がなくなるから。
看護師の収入の中で、夜勤はかなりのウェイトを占めています。
保健師の勤務体系は日勤のみで残業も少ないので、ほぼ確実に看護師時代に比べて給料が下がります。

子供が幼く、家庭との両立が求められる方には良いですが、ガッツリ稼ぎたい方には適しているとはいいがたいです。

 

仕事内容が大きく変わる

病気やケガの「治癒」を目的とした看護師に対し、病気やケガの「予防」を目的とした保健師では業務内容が大きく異なってきます。
患者さんが回復していくことに喜びを感じている人には、物足りなさを感じることがあります。

 

看護師時代よりもコミュニケーション力を求められる

健康相談やメンタルヘルスの維持などカウンセリング要素の強い業務内容になるので、対象者とたくさん話して情報収集する必要が生じます。
人の話を「聴く力」や問題の根幹がどこにあるのかを引き出す「コミュニケーション力」が求められます。

就業先によっては対象が年配者だったり、子供だったりするので、対応に慣れていないと苦労することがあるでしょう。

 

就業先によっては、対象者全体を1人で担当しなければならない

チーム医療を軸としていた看護師とは違い、保健師は1人で問題解決に当たらなければならない現場があります。
例えば、学校や企業内。
そもそも常駐している保健師が自分1人のケースもよくあるので、チームで仕事をすることが好きな方は孤独感を感じてしまうこともあります。

 

正職員の求人数が少ない

「7対1」看護を理想とする病棟勤務と異なり、保健師は1企業や1施設に1〜若干名の設置される場合がほとんどです。
そのため自治体や企業、学校から出される求人数自体が少なくなります。
さらに保健師の離職率は非常に低く、一度入職すると長期間勤務する方がほとんどです。

また保健師の国家試験合格率は非常に高いので、毎年たくさんのライバルが量産され続ける状態になっているのも、保健師として就職しにくい原因となっています。

 

 

保健師として働くためには

採用通知

確実に求人情報をキャッチして、応募数を多くしていくことが必須です。
とはいっても、保健師の求人自体、あまり見かけません。

ではどうやって保健師を募集しているかというと、転職サービスサイトで会員向けにこっそり募集していることがあるんです。

 

転職サービスの中でも特に求人数が多いのは、

 

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看護師から保健師へキャリアアップをお考えならば、一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

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