介護の世界に必要な生活相談員。
介護士を数年経験してから相談員になる事が多く、実質的に昇格と捉える施設もあります。
しかし、生活相談員として活躍している期間って、そんなに長くないことをご存知でしょうか?
生活相談員は短命?
生活相談員の全国平均勤務年数は5年と言われています。
正直、短いですね。
生活相談員はというより、「マルチに動ける人」として、色々な場面で使い倒されていることが問題の根底にあります。
例えば、生活相談員がレクリエーションの企画運営をしていたり、送迎に出たり…。
介護職のスタッフが退勤した後も、残って仕事をしている…
ということもあります。
生活相談員を辞めたいと思う理由は?
生活相談員は色々な仕事を兼務していることが多いです。
相談員になってしまうと、ルーティンワークですら大変で「辞めたい」と思っていることがよくあります。
利用者と施設職員との調整役として、板挟みになりやすいから
相談員は利用者やその家族から相談された情報を元に、施設職員側に要望を伝えたり、スケジュール調整をすることが大きな仕事です。
やりがいのある大切な仕事ですが、利用者と施設職員との間で板挟みになりやすいポジションでもあります。
例えば、
- 利用者やその家族からのクレームを直接受ける立場になってしまう
- 現場からの不満をぶつけられる立場でもある
といった不満のぶつけ所になりやすいため、ストレスが溜まってしまいます。
苦労のわりに年収が低い
介護職から昇格したと捉えられることが多い生活相談員ですが、お給料面で優遇されているのでしょうか?
平均額で見て見ると、
- 正社員:年収384万円程度
- 派遣:年収310万円程度
所属施設にもよりますが、有資格者でもケアマネジャーと同じくらいの年収しかありません。
さらに地方になると、減少傾向にあります。
また、生活相談員は、書類の記録業務も行わなければなりません。
しかし、業務時間内に他の業務を兼務していることが多い生活相談員は、終業後に残業して書類仕事をこなさなければなりません。
残業代がきちんと支給されるのならまだしも、サービス残業になっている生活相談員さんも沢山います。
生活相談員の仕事に行き詰まったら
人間関係のストレスや収入面の不安から、生活相談員の仕事を続けていこうか悩んでいるのならば、他の介護施設の求人情報を閲覧してみてください。
同じ生活相談員でも、他社はどんな勤務条件や福利厚生、年収で求人を出しているのか?
複数の施設と現職の条件を見比べてみましょう。
もしかすると、今の職場の方が優遇されていることに気付くかもしれません。
逆に、同じ働き方をしているのに、他者の方が働きやすそうだったり、高収入だと気付くかもしれません。
働きにくさを感じているのならば、今の職場で働き続ける理由はないんですよ。
同じ働くならば、のびのびとあなたの能力を活かせる職場や仕事を選んでいいんですから。
「今後の自分のキャリアをどうしていきたいのか?」
考えてみる時期なのかもしれませんね。
生活相談員が理想に近い求人を見つけるためにできること
生活相談員を続けるにしても、違う職業にジョブチェンジするにしても、今感じている不満点を解消できる仕事でないと、転職が成功したとは言い難いでしょう。
もし転職することであなたが叶えたい条件は何ですか?
- 給料や年収がアップする職場?
- 寸志でなく、ボーナスが満額支給される職場?
- 福利厚生などがしっかりした職場?
- 人間関係が良い職場?
不満に感じている点がクリアにならないと、せっかく転職しても、また辛くなってしまいますよ。
そうならないためにも、何を1番重視しているのか?を明確にしておきましょう。
「転職しようか迷っている・・・」
「異業種に挑戦してみたい!」
と、考えている生活相談員さんのキャリアパスを見つける手助けをしてくれるサービスがあります。
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