
火災や事故現場で人命救助に携わる消防士。大きな使命に憧れて消防士を目指す学生は沢山います。
一方、欠員が出づらく募集人数が若干名の職種のため、20倍を超える競争率になることもある人気の職種でもあります。
しかし、厳しい試験を突破して消防士になったのに、辞めたいと悩む方がいるのも事実です。アナタが消防士の世界から離れようと思った理由は何ですか?
消防士を辞めたい人が
・活躍できる業界
・転職活動を始める際にやっておくと良いこと
をまとめてみました。
消防士を辞めたくなる理由は

消防士を辞めたいと感じる理由は何があるのでしょうか?
1.重傷者、人の死と向き合う責任が重たい
仕事上、消防士は火災現場や事故現場に行かなければなりません。そうなると必然的に、重傷者や人の死と向き合うことになります。
消火が間に合ってけが人がいなかったとしても、燃え盛る炎に立ち向かわなければなりません。
視界の利かない現場で、建物がいつ崩れてくるか分からない恐怖との戦いは、肉体的にも精神的にもキツいです。
2.縦社会の人間関係がキツイ
厳しい現場ではありますが、消防士特有の辞めたくなる理由第一位は「人間関係」。消防士の世界は、完全な縦社会です。
先輩や上司の言うことは絶対。上が最悪な署だと、ストレスで潰れてしまう人もいます。
最近、ニュースで報道されているような指導なのか?いじめなのか?もはや判断がつかないような仕打ちをされることもあります。
3.気持ちが休まらない
働いている中で、休憩はありますしトイレにだって行けますが、いつ指令が来るかは分かりません。
一大事でもあれば、休みの日にも出動しなければならないです。仮に、来いと言われなくとも、行かざるを得ない状況だってあります。
休みという感覚が持てないと、いつもどことなく緊張しており、身体が付いてきません。
4.よくわからないクレームが入ってツライ
職業柄、市民からのクレームをもらうこともあります。
出勤・退勤も勤務なんだからスーツを着ろ!など・・・
公務員だから言いやすいのか、クレームもあるためやってらんなくなります。
辞めたいけど、今すぐ辞めれない理由

消防士を辞めたいと思っても、なかなか辞めれない人が多いです。その理由は、消防士=公務員ならではのメリットがあるからです。
1.安定した給料と身分保障
何よりも、公務員という身分が大きいですね。給料は決して高いとは言えませんが、安定しているのが嬉しいところです。
それに、消防士というだけで一種の身分保障になっています。暗黙のうちに、正義感にあふれた強い人というイメージを持ってもらえます。
2.世間体がよく、ローンも通りやすい
公務員ならではのメリットが続きます。公務員であれば、車や家のローンが通りやすいと言われています。
それほど社会的な信用度が高いというのは、なかなか手に入れられないので、手放すリスクが大きいと考え、辞められない消防士も多いです。
3.休み自体は多い
消防士、実は休み自体は多いんです。なんせ公務員ですから。ですが、休みの日に休めるか?というのは別問題。
何か大きな事件があれば真っ先に出動しなければなりません。いくら休みと言えども、人の命に関わる仕事は責任が重いです。
辞めたいと思っている消防士に転職を進めるワケ

消防士は、人の命を救う以前に、自分の安全を確保しなければなりません。
だからこそ、消防士を辞めたいという気持ちが心のどこかにくすぶり続けている人は「転職をした方が良い」と思います。
家族や周囲の人に引き留められたとしても、そんな気持ちのままでは誰の安全も守れないどころか、仲間を危険に晒すようなミスを犯しかねません。
いくら公務員という身分に打算的なメリットがあったとしても、自分の人生には代えられません。
消防士という仕事にやりがいを感じないのならば、取り返しがつかなくなる前に違う道を模索しましょう。
>>【PR】会社の評判をチェック!リクルートエージェントで聞いてみる
消防士はどんな仕事に転職しているの?

では、元消防士たちは具体的にはどんな仕事に転職しているのでしょうか?
まずは、体力を活かした職業例として、
・警備員
・物流関連
・トラックドライバー
・引っ越し業界
・土木建築関係
などに就いた方がいます。こういった業界ならば、筋トレで作り上げた肉体が活かせそうですね。
でも、消防士の転職先は肉体系だけではありません。消防士の仕事を振り返ってみると、意外にデスクワークが多くなかったですか?
私の場合、平和な日勤の時は、夕方まで机に向かって書類仕事をしていることもありました。法改正の度に覚え直すことも多かったですね。
実はこの経験が、仕事の幅を広げてくれていたんです。デスクワーク系の職種に就く消防士もいます。
例えば、
・営業職
・管理事務職
などに転職した元消防士もいます。
新卒で消防士になった人にとっては、全く未経験の職種もあるでしょう。ですが、「未経験OK」の求人を選べば、そういった仕事への転職も夢ではありません。
極端な例ですが、救命救急士を目指していた人が、医療行為が許される範囲の縛りに嫌気がさして、最終的に医師になったという例もあります。要は、自分がどうしたいかをしっかり持って行動していけば、道は開けるということです。
消防士が面接でアピールできるポイント

民間企業に転職となると、面接を受けることになります。一体、企業の人事担当に向けてアピールできるポイントとは何でしょうか?
・上下関係を守れる
・体力がある
・土壇場でも冷静な判断を下せる
・生死のはざまを経験し、精神力がタフ
・チームワークを大切にできる
・日々の地道なトレーニングをこなせる向上心がある
以上が採用に結び付きやすいアピールポイントです。
企業には消防士だったというだけで、魅力的な人材に見えるのです。そこをうまく利用することで、内定ゲットに近づきますよ!
転職先を探す前にするべきこと

転職と言っても、自分の気持ちがあいまいなまま進めてしまっては、後悔する可能性が大きいです。
1.転職の軸を作ろう
消防士が転職活動を始めるにあたって、一番最初にすることがあります。それは、「5年後・10年後、自分がどうなっていたいのか」というビジョンを持つことです。
まずは、紙に自分の希望を思いつくまま書き出してみましょう。
・どの辺りで、どんな仕事をしているか?
・職場はどういう雰囲気か?
・年収はいくらか?
・休日や勤務体系は?
・どんなポジションにいるのか?
出しつくしたら、その中で「譲歩できない条件」は何かを考えてください。それがアナタの転職先を探すときのキーワードになります。
譲歩できない条件だけは、最後までブレてはいけません。もしそこを譲っちゃうと、不本意な結果を招くことになりますから。
2.応募しようと思った理由を突き詰めて考えよう
さて、転職活動の軸が決まったところで、次は応募先を探すことになります。
求人情報を見ていて、「ここ、応募してみようかな」と思った企業はありませんか?沢山ある求人の中で、何でその会社をチョイスしたのでしょうか?
面接では終始「なんでうちの会社を選んだのか?」ということを問いかけられます。「企業活動の中で、会社や顧客に対して、どんな風に貢献できると考えているのか」をクリアに説明できなければ内定はもらえません。
そのヒントは、その会社に応募してみようと思った瞬間にあります。求人情報を見る際は、「何にピンときたのか」をメモしながら進めていくと、志望動機をまとめたり、応募書類に反映される作業が上手く運びやすいですよ。
次への道を広げるために!

消防士の転職先や転職活動をする際に気を付けることについてお伝えしましたが、きっとまだ分からないことや不安なことがたくさんあると思います。
例えば、職務経歴書1つとっても、何を書いたら良いのか不安になりませんか?
もし、転職を効率よく成功に導きたいのならば、「転職エージェント」の力を借りることをオススメします。
転職エージェントでは、面談を通してアナタのキャリアや希望職種などに基づいたキャリアプランを一緒に考えてくれます。
また、その際に応募書類の添削や面接の練習なども行ってくれます。
「採用側が客観的に能力を判断できるように、『○○の作成を1日□件』などの数値を用いた書き方をする」など、具体的なアドバイスをしてもらえますよ。
転職エージェントを利用する最大のメリットは、「求人情報のマッチング」を行ってくれることです。エージェントが保有している求人のほとんどが、公募されていない非公開求人です。
アナタは応募するかどうかを答えるだけで、応募作業や面接のセッティングは全て専任コンサルティングが行ってくれます。もし内定を貰えた場合は、入社手続きの代行や年収などの条件交渉まで行ってくれます。
これだけ利用しても、利用料は無料です。
様々な転職エージェントがありますが、一番最初に利用してもらいたいのが、、
【PR】求人数業界NO.1:リクルートエージェント
「いま辞めたら会社や同僚に迷惑をかけるかも・・・」
「辞めないでねって前に言われたしなあ~」
と思っていませんか?
ちょっと悲しいかもしれませんが、あなたが辞めても会社は大丈夫です。
会社のせいにせず、辞めたいなら辞めて新しい仕事を探してみてください!
過酷な訓練や試験を突破してきた消防士は、転職市場でも好印象な職業です。これまでの経験を活かせるような職場に出会えるといいですね。