小学校教師の離職率

小学校教師の離職率とは、どれくらいなのでしょうか?
2014年度の調査結果によると、離職した小学校教師の全国平均は約3%です。
数字だけ見たらそこまで多いとは感じないでしょうが、地域によっては20〜38%という高い離職率をたたき出している都道府県があります。
それは、千葉県、京都府、鳥取県、徳島県、鹿児島県です。
どうやら小学校教師が続きやすい地域と、そうでない地域の差が大きいようです。
さらに、小学校教師を離職した理由についても調査が行われましたが、
- 病気 …13%
- 家庭の事情 …36%
- 職務上の問題…2%
- その他 …49%
となっています。
教師を辞める場合は、校長の他に教育委員会からも面談や調査が入ります。
とはいえ、病気や家庭の事情、職務上の問題以外の理由で離職した場合は、形式的に行われるだけで理由になった事柄に向き合おうという姿勢ではないようです。
そういう姿勢がこれだけ多くの数字を「その他」としてまとめてしまう結果に結びついているのでしょう。
小学校教師が辞めたくなる理由

長時間労働が当たり前
朝7時台には出勤し、20時以降に退勤する生活を送っている小学校教師。
労働条件としては「8時20分始業」や「1時間休憩」となっています。
しかし、教室で生徒と給食を食べ、連絡帳のチェックをして…
とてもじゃないけどきちんと休憩を取ることはできません。
始業時間通りに出勤していると、保護者からのクレームが入ることもあります。
また、退勤してからもテストの採点や授業の準備などの仕事に追われ、眠るのは深夜という教師もいます。
特に若い教師は、
- 行事の準備
- パソコンを使用した事務作業
- 近隣で開催されるイベントの防犯巡回
など、範囲を超えた仕事まで押し付けられてしまいがちです。
ストレスフルな環境
まだ親が口を出す機会の多い小学校時代。
メディアが報じているような、非常識極まりない要求をごり押してくる「モンスターペアレント」が本当にいるんです。
家庭で身に付けておくべきことができていない子どもも増えてきており、問題行動を取ることも教師の頭を悩ませています。
特に、都市部や校区内に新興住宅地がある地域で起こりやすい傾向にあります。
また、子供を強く叱るだけで「体罰」という風潮が出来上がった結果、問題がある生徒でもきつく指導することができなくなってしまいました。
そのせいで教室運営が上手くいかず、学級崩壊したり、いじめなどの問題が深刻化。
教師の責任を追及されるという負のスパイラルを招いているのです。
アナタが教師を辞めたい理由は何ですか?

教師になるためには、高倍率の試験を突破しなければなりません。
場合によっては、何年も受験し続けて、やっと採用された方もいるでしょう。
小学校は、子どもたちが世界に羽ばたくために必要な基礎知識や生活ルールを身に付ける場でもあります。
6年間という長い期間、見て・触れたものが、大人になっても影響し続ける、貴重な時間になるのです。
教師は、それだけ重要で意義のある職業なのです。
その分、やり遂げた実感や楽しさは人一倍でしょう。
アナタもそこにやりがいを見出して、教師を目指したのではないでしょうか?
そこまでして手に入れた職業なのに、どうして辞めたいと考えているのでしょう?
辞めたい理由が、病気や家庭の事情以外ならば、アナタにとって「その他」の理由とは何か?
良く考えてから決断してください。
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小学校教師を辞める前に、熟考して欲しい理由は

小学校教師に人気の転職先(職業)は
教師を辞めて転職する場合、専門職であるがゆえの苦労があるからです。
教師の世界は、他の業界とのつながりがほとんどありません。
また、商品やサービスを売り込むこともないので、営業力を武器にすることも難しいでしょう。
これまでの実績として、教師を退職した方の転職先として挙がるのは
- 教育産業(塾講師、補助職員など)
- 飲食、レジャー産業
などです。
一般企業に転職というのは、壁が高い傾向にあります。
塾講師や学校等の補助職員は、今までの経験がダイレクトに活かせるでしょう。
次に対象となっているのが、人と接する仕事です。
とりわけ、沢山の保護者や子どもと接してきた経験というのは、大人のみを対象にしてきた営業にはない経験と能力になります。
ターゲットを子どもや親子に絞っている仕事ならば、これまでの経験からニーズを引き出すスキルという意味で、アドバンテージがあるかもしれません。
一般企業に転職!最低限必要なことは
いずれの仕事も、近年パソコンを使った業務は必須となっています。
とりわけ、ワード・エクセルは、最低限使いこなせるように勉強しておく必要があります。
また、自分ではできているつもりでも、一般企業で使えるレベルのビジネスマナーを知らない方もいらっしゃいます。
- 電話対応
- 名刺交換の仕方
- 会社訪問時の受け答え
などのビジネスマナーを勉強しておきましょう。
自分に何ができる?迷ったら、こう考えよう!
ここまでは一般的なお話をしました。
「あなた自身、何ができるのか?」
ここからは、自分で考えたり、客観的な視点から自分のスキルや志向性を把握する必要があります。
「難しそう・・・」
と思うかもしれませんが、楽しく仕事をするために大切なことですから。
まずは自分で考えましょう。
小学校教師、どんな瞬間が楽しいですか?
その楽しさをずっと続けられる仕事、どんなものがありますか?
自分で考えたら、次は「転職のプロ(転職エージェント)」の意見を聞いてみてください!
何百人もの転職を導いてきたプロが、あなたに向いている仕事や職場を教えてくれますから。
転職エージェントはいくつもありますが、中でも最もオススメなのが、
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「いま辞めたら会社や同僚に迷惑をかけるかも・・・」
「辞めないでねって前に言われたしなあ~」
と思っていませんか?
ちょっと悲しいかもしれませんが、あなたが辞めても会社は大丈夫です。
会社のせいにせず、辞めたいなら辞めて新しい仕事を探してみてください!
教師という職業は、実際かなりブラックで大変な仕事です。
そんな激務をこなしていたんですから、ホワイトな企業でもしっかりと働くことができますよ!