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職業訓練中に見たブラックなWeb制作会社

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職業訓練中に見たブラックなWeb制作会社

兵庫県・33歳男性のケース

以前の会社を辞めた後、全く違う職種に就きたいと考え、Webデザイナーに転職しようと思い立ちました。

運良く職業訓練のWebデザイナーコースに受かり、神戸の情報専門学校に通いながら5か月程みっちりとWeb制作の勉強をしました。

訓練の最後の1か月は研修ということで、実際の現場、つまり制作会社に行って実務的なことを学ぶというものでした。

私が当たった会社は、神戸の方の小さな制作会社でした。

役員3名に従業員1名で、30歳の女性社員が一人でデザイン業務をこなしていました。
ここでは仮にYさんとします。

社長は40代の女性の方で、見た目や外面はとてもしっかりしたように見えるのですが・・・

実際の現場はかなり違っていました。

社長の口癖は「デザインに妥協するな」

しかし、仕事には納期や費用対効果というものがあり、全ての仕事に最高の質というのは難しい話です

ましてや、Webデザインに正解などなく、決められた時間・予算の中で、できるだけの質を追求するというのが現実的な話です。

Yさんは量がどう見ても多すぎる仕事を、一人でこなしていました。

普通の制作会社なら、プロジェクトマネージャー(管理する人)やデザイナー(デザイン担当)・コーダー(プログラム担当)の役割があり、仕事は分担できるはずなのですが、Yさんは全て自分一人でこなしていました。

研修で来ている私たちにもどんどん仕事が回されてきました。

バナーなどのデザインの実務を経験させて頂けたのはありがたかったですが、あまりにも忙しそうなYさんに何かを聞いたり、教えてもらうということは無理な話でした。

社長や他の役員の方は営業に行っていることが多く、事務所にはあまりいませんでした。

研修の終盤に新規制作が3件ほど来たらしく、Yさんはさらに忙しくなり、朝から深夜までずっと働いていました。
どんなに忙しくても、社長からOKが出るまでひたすらデザインを出し直していました。

夜は終電がなくなるまで勤務して、25時頃に車で送ってもらうということも多かったようです・・・

社長に言わせると、仕事に妥協しないのは当たり前で、時間内にこなせないYが悪いとのこと。(しかし、人を増やす気はさらさらないようです。)

お客さんに対しての外面は良く、評判も良さそうな社長でしたが、事務所の中では本当に対応が悪く、絵に描いたようなワンマン経営者の「やりたい放題」の会社でした・・・

ある日、連日深夜までの仕事で狼狽したYさんに「大変そうですね・・・」と言うと、
「あ、私実は結婚するから今月で辞めるの。やっと楽になれるから最後だと思って頑張るわ。社長は次の人を探してると思うから、貴方も気を付けてね」とのこと。

研修の最後の日に、社長から私にオファーがありましたが、丁重にお断りしました。

これはYさんに後で聞いた話ですが、Yさんも以前に職業訓練でその会社に来て、オファーを受けたとのこと。

社保もなく、源泉もされず手取り12万円だったそうです。
交通費や残業代などはもちろんなかったそうです。

職業訓練の生徒を研修で受け入れていたのは、国からの報酬に加えて「訓練生の無料の労働力」が欲しかったのと、次の「奴隷候補」を探すためだったのでしょう。

従業員を奴隷のように酷使して使い捨てるだけの、本当にブラックな会社でした。

 

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