仕事を辞めるか、辞めないか?
気持ちが揺れ動くことってありますよね。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
仕事を辞めて後悔したパターンと良いパターンをまとめてみました。
仕事を辞めて後悔しやすいパターン
まずは今の仕事を辞めたはいいけど、後になって「失敗した!」となってしまうケースをご紹介します。
○介護離職はNG
親に介護が必要になると、会社との二重生活が辛いと感じるようになります。
他の親戚の助けも受けることができない場合、自分が会社を辞めて介護に専念しようと思っていませんか?
親孝行なことは良いのですが、それは将来的にアナタを窮地に追いやってしまいます。
特に危ないのが、給与収入だけの会社員。
親が存命の間は、年金などの収入でどうにか生きていけるでしょう。
でも、もし逝去してしまったら、収入ゼロになってしまいます。
いざ再就職しようとしても、離職期間が長いことがネックで決まりにくくなりがちです。
行政の手や時短制度などを活用して、離職しない方向で介護に取り組んだ方が長期的に見て吉です。
○寿退社はキャリアの終焉を覚悟して
結婚を機に辞めようと思っている人は、良く考えてください。
多くの場合、結婚の後の流れとして、出産が視野に入ってきます。
そうなると、結婚後に正社員での職探しは一気にハードルが上がります。
人事は「入社してすぐに産休に入ったり、退職してしまう」ことを警戒します。
転居を伴う場合は致し方ありませんが、そうでない場合はギリギリまで今のキャリアを積んだ方が良いでしょう。
○仕事内容など、人が原因でない場合はまだ我慢の時期
仕事をしていく中でいろいろなことがあると思いますが、一番解決困難な問題は「人間関係」です。
なぜなら、「人は他人を変える事はできないから」です。
忙殺されそうな程の仕事量や向いていない仕事内容などは、仕事の仕方が上手い人のマネをしてみたり、上司に相談することで解決する可能性があります。
また配置転換で、状況が好転する可能性も残されています。
自分のテリトリー外の仕事も押し付けられていることが原因ならば、最優先の仕事があることを理由に断ってもいいんですよ。
それでもごり押ししてくるのならば、上司に相談して、上司から断ってもらうという方法もあります。
大変でしょうが、まだ今は辞め時ではないですよ。
○疲労が原因でやる気がなくなっている時
慢性的に忙しい人がピークを越えると、無気力になってしまうことがあります。
また30歳辺りから、急激に体力の衰えを感じるようになったという方もいます。
「なんか疲れた」、「やる気が出ない」、「仕事辞めたいな」と思うようになったのならば、休暇を取りましょう。
仕事から離れて、どうしたいのかをゆっくり考えてください。
疲れている理由。
5年後10年後も同じ仕事を続けられるか?
辞めてどうするか?
時間をかけて、自分と向き合いましょう。
「仕事を辞めてから休む」という判断は、後で後悔しても復帰できなくなるのでやめておきましょう。
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仕事を辞めた方が良いパターン
仕事を辞めるは思いとどまった方が良いパターンをご紹介しましたが、仕事を辞めた方が良いパターンもあります。
○1年働いてみて、「向いていない」と感じている
実際に仕事をしてみて、想像とのギャップに悩むことがあるでしょう。
「向いていないから、辞めたい」という気持ちは分からなくもありません。
若いうちに自分探しの旅もいいですがそれを何度も繰り返していると、キャリアが積めないだけでなく、アナタの市場価値はどんどん下がっていくだけです。
職歴を見た人事には「我慢ができない人」と思われてしまいますよ。
向いていないと思っても1年は続けて、その仕事の面白い点やどうしても受け入れられない点を明確にしてみましょう。
面接でその部分をしっかり説明できれば、人事の印象も変わってきますよ。
○人間関係で追い詰められている
理不尽に怒鳴ったりセクハラをしてくる上司、嫌がらせをしてくる同僚など、職場の人間関係に悩んでいませんか。
近いうちに配置転換がないのならば、会社を辞めることも視野に入れていいでしょう。
アナタがどんなに頑張っても、他人を変える事はできないません。
そんな低レベルな人たちに関わる時間がもったいないです。
頑張りたいのにモチベーションを下げられる環境は、アナタにとってプラスにはなりません。
同じ仕事するのならば、スタッフ同士が協力し合えるような環境の方が、より大きな功績をのこせると思いませんか。
○心が壊れかけている人は即時退避
会社に行きたくない。
仕事のことを考えると、吐き気や頭痛が止まらない。
何もやる気が起きない。
そんな症状に見舞われていませんか?
それは精神的にも肉体的にも、これ以上仕事を続けることは難しいというサインです。
このままでは「うつ病」を発症してしまいます。
例えそうなっても、会社も、上司も、誰も責任は取ってくれません。
まずは医療機関を受診し、休職できないか会社に相談しましょう。
ドクターストップがかかるまで追い詰められているのに休職させてくれないような会社ならば、どうしようもなくなる前に辞めましょう。
悩んでいるのならば、行動に移そう
仕事を辞めることは、勇気のいる決断です。
それは、仕事に真摯に向き合い、最後まで責任を持って取り組みたいと考えているからでしょう。
でも「辞めたい」気持ちが先に立っている仕事に対して、全力投球できるでしょうか?
集中しきれなかったり、どこかでブレーキがかかっているんじゃないでしょうか。
同じ動力を注ぐのならば、憂いのない環境で働きましょう。
仕事を辞めるか悩んでいる方に相談することをオススメしているのが、求人数、紹介実績ナンバー1の「リクルートエージェント」。
アナタの「辞めたい理由」をヒアリングし、解決できるような条件や仕事内容を一緒に考えてくれます。
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