辞める際、上司への報告はしっかりと
上司にはできる限り早めに「相談」しておく
転職をする際、必ず追加する経路として、在職していた会社の「退職」があります。
退職願を提出し、受理されてから「退職」となりますが、退職願を提出する時に上司とトラブルが生じやすいです。
ですので、上司には早めに相談という形で報告をしておきましょう。
社内規定で、「退職は退職日の1か月前に告知」などと決まっている場合は、それが切り出すタイミングの目安になります。
しかし、仕事の引継ぎなど、実際には1か月では厳しい場合がありますので、出来る限り早く伝えるようにしましょう。
相談は、勤務時間外に「個人的な相談があるのですが」と持ちかけ、「熟考した末の結論」という言葉で退職の決意が固いことをはっきりと伝えましょう。
上司にも色々なタイプがありますが、大きく分けて3つのタイプがあります。
①激怒型
「この忙しいのに何言ってるんだ!」と怒るタイプです。
上司というよりは、ワンマン経営者に多いような気がします。
退職理由によっては、「この業界で生きていけなくしてやる」と脅してくることもあります。
対処法
このような上司を恐れる必要はありません。
事務的に淡々と退職するに限ります。
ただ、退職日までに自分を守るため、最低限の協力的な姿勢は示しましょう。
日頃の行動からわかりやすいタイプだと思うので、報告の際はスマートフォンのボイスレコーダー機能で録音しておきましょう。
②泣き落とし型
「なんとか考え直してくれないか」とお願いしてくるタイプです。
場合によっては涙を流して「君のため」「会社のため」ここに残った方が良いと説得してきます。
対処法
なぜ上司が泣き落としという手段を用いたか、よく考えましょう。
それは、「会社のためという名目の、自分の評価のため」です。
あなたにはあなたの人生があるのですから、くだらない情は断ち切り、はっきりと意志を伝えましょう。
③改善型
「不満があるなら改める」と改善案を示してくるタイプです。
対処法
このようなタイプは、その上司が有能な場合もあります。
「給与の向上」や「待遇の改善」、「希望部署への異動」などを本当に実現してくれるのであれば、あなたが退職する理由はなくなるかもしれません。
自分をもう一度深く見つめて、再考する価値があるかもしれません。
しかし、最後は自分の意志です。
その場合、「家庭の事情」を理由にすれば、上司も口を出しにくいようです。
「親の介護をすることになった」
「家族の都合で遠方に引っ越す」
「家業を継ぐことになった」
等、プライベートなことを退職理由に含めて、上司を納得させましょう。
上司によっては一歩踏み込んで質問してくるので、適当な設定などは用意しておきましょう。
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