
【Sさん(30代/女性/看護師)の相談】
新卒から勤続12年目の看護師です。
総合病院の病棟勤務ですが、手取りで月給27万円しかありません。
病棟ではすでにベテラン扱いですが、新卒時から比べて3万円程度しか昇給していません。
先日、同期との飲み会で、みんなの給料を知って本当に驚きました。仕事内容は変わらないのに、なんでこんなに貰ってる額が違うの?
一人暮らしで節約していても貯金が思うように増えず、これからの生活に不安があります。
どうしたら給料が上がりますか?
このままこの病院に勤め続けてもいいんでしょうか?
勤続年数が長くなってくると気になるのが「お給料」
友人や周りよりも給料が低く、悩んでいる看護師さんは多いんです。
今回は「看護師が昇給する方法」をご紹介します。
看護師の給料にはカラクリがある

看護師は高給取りと言われる職業です。
でも、そのイメージは正しくありません。
なぜならば、看護師の給料は、昇給率が低いからです。看護師の給料は、初任給で400万円前後と言われています。
新卒や若年層の平均年収が300万円程度と言われているので、100万円近くも高い給料を貰えることになります。看護師は20代前半までは「高給取り」なんです。
しかし、問題は20代後半からです。看護師の平均給与が450万円前後で推移するのに対し、労働者全体の平均給与は400万円近くまで急上昇します。
そして、30代前半。看護師の平均給与はなんと450万円前後のままです。対して労働全体の平均給与は、450万円前後までさらに上昇を続けます。もうこの時点で、ほとんど差がありません。
30代後半から労働者全体の平均はさらに上昇を続けますが、看護師の給与はほぼ横ばいになります。40代後半に550万円前後で頭打ちになってしまいます。
労働者全体は50代前半まで上昇を続けますが、特別に高給取りという訳ではありません。問題なのは、看護師の給与の昇給率が異常なまでに低いという事です。
看護師業界の昇給率が低いことは、業界の性質由来のことだとわかりました。今回の相談者Sさんの場合は、その中でもかなり昇給率が低い病院に勤務していることが収入が少ない原因でしょう。
昇給率がいい病院ってあるの?

看護師自体の昇給率が低いとは分かりましたが、昇給率の良い病院はあるのでしょうか?
答えは、あります。
看護師の求人を検索すると、月給30万以上とか、40万近くの金額を提示している病院がありませんか?
これらの病院は「昇給率のよい病院」だといえます。給与のモデルケースから逆算すると、1年で1万円ずつ位は給与アップが見込めることになります。
目安としては、「月収=年齢」位だとベストです。
今回の相談者は、昇給率が低い病院に勤務し続けることに不安を感じていらっしゃいますが、おそらくこの先も大幅に昇給することはないでしょう。昇給率は低くても、業務内容は昇給率の良い病院とそんなに変わらないですよ。
なお、病院間の給与格差も、年齢を重ねるごとにどんどん広がっていきます。同じ仕事をしても、月に5万以上も差があるって切ないですよね?
給与は個人の評価ももちろんですが、病院の経営状態によっても大きく違ってきます。病院が儲かっていないのならば、必然的に給料は上がりませんよね。
もし、昇給率が低い病院に勤め続けることに不安を感じているのならば、早めに昇給率の良い病院に転職することをオススメします。
一般的に、給与面などが優遇されている病院への転職は、30代前半までに行うのがベストだと言われています。しかし、昇給率が低いまま働き続けるのが嫌ならば、すぐに行動を起こしましょう。
看護師が転職で給与アップを狙うポイントは?

看護師が転職で給与アップを叶えたいのならば、外せないポイントがいくつかあります。
1.給与アップの条件は絶対に譲らない
看護師に限らず、転職を成功させるコツは条件は絶対に譲らないことです。
満足のいく転職かどうかは、絶対条件がクリアできているかで決まります。
もし違う条件を優先して入職した場合、「思ったほど給与アップしなかった」と後悔するかもしれません。
転職で給与アップしたいならば、第一条件として変更しないでください。
2.経営方針や経営状況が良い病院を探す
看護師の給与は、病院の経営状況によって変わってきます。
給与アップを狙うのであれば、やはり利益を出せている医療機関を選ぶことです。
ただ注意して欲しいのは、利益が上がっていてもスタッフに分配しない医療機関もあるという事です。
経営層一族だけが潤っていたり、不必要に大きな保養施設を持っていたりする医療機関は、利益に対して給料が安い可能性があります。そういった医療機関は同業者の間で噂になっていることもあるので、友人や同期、先輩などから内情を教えてもらいましょう。
3.給料は交渉次第でアップできる可能性がある
給与ベースがよい病院を見つけて、無事内定をもらえたならば、もうひと押ししましょう。実は、給料は交渉次第でさらにアップできる可能性があるのです。
月5,000円でも10,000円でも上乗せできないか?人事担当者に聞いてみましょう。
もし希望が通れば、それだけで年間6〜12万円の収入アップにつながります。ダメ元で言ってみましょう。
看護師が転職で給与アップに失敗しないために

昇給率の低さを解決する方法をお伝えしましたが、なかなか実行できないという転職希望者によく出会います。
そんな時、
- 最後まで条件をブレさせない
- 医療機関の内容も加味した優良求人を紹介してくれる
- 年収交渉まで行ってくれる
このようなサービスがあれば、給与アップを目的とした転職が成功できそうだと思いませんか?
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「看護師が長続きしない病院は避けている」といわれるほど、ブラック病院を避けて紹介してもらえます。
応募したい医療機関へこれまでのスキルや経験も上手くプッシュしてくれたり、面接の練習に付き合ってくれたりと、あなたの就職を全力でバックアップしてくれます。
昇給率の低い病院に勤め続けても、今後も給料が上がる可能性は低いまま。その分働き損が積み重なっていくだけです。1日も早く、昇給率の良い病院へ移りましょう!
この記事を書いた人
こんにちは!現役看護師のサチエです。
私、15年働いている中で8回転職をしました。失敗ばかりでしたが、その経験を元に職場環境のが良い病院求人の探し方を見つけたので、こちらでお話しさせていただきます。