今の会社を辞めたい!
けど、後先考えずに会社を辞めてしまうことには、リスクがいっぱい。
後で後悔することになりますよ。
仕事を辞めるかどうか悩んでいるのならば、まずは「会社を辞める前に考えてみること」を参考にしてみてください。
目次
無計画に仕事を辞めてしまうことのリスク
○次の仕事がなかなか決まらないケース
失敗しないようにじっくりと転職活動を活動をするつもりで退職しました。
でも、条件の良い仕事がなかったり、面接まで進めなかったりと、想定外の連続でした。
そうしている間にも職歴のブランクは長くなっていきました。
面接で必ずブランク期間について聞かれました。
その間に転職活動しかしていないことを伝えると、よけいに内定が遠のく結果となりました。
時間が経つにつれて、即戦力とは見てもらえなくなったからです。
私の場合は、ブランク期間が長くなってしまったことに苦しめられました。
○働いていない自分がみじめに思えたケース
仕事が嫌で、とにかく自由になりたかった。
その一心で会社を辞めたのですが、日が経つにつれて、仕事をしていないことで「これでいいのかな?」と不安を感じるようになりまりした。
無職な自分がなんだかみじめで…。
人が集まる場所へは行かなくなりました。
そうなると雰囲気も暗くなるし、視野が狭い発言が多くなったと思います。
そんなんじゃ、面接に合格できませんよね。
会社を辞める前に考えてみる事
勢いあまって仕事を辞めたことを後悔したくない。
そんなときこそ、振り返って欲しい項目があるんです。
○辞める理由が毎回同じ
何度も同じ理由で転職を繰り返していませんか?
前職と不満点を解消するために転職しているはずなのに、また同じ理由で辞めてしまうのは「辞めたくなる理由」にしっかり向き合えていないからです。
今の会社を辞めたい理由は何ですか?
それは前職と同じですか?
今の状態だと、転職してもまた同じ理由で辞めたくなってしまいますよ。
退職してしまう前に、「どうして辞めたくなるのか?」、「どうすればその原因が解消できるのか?」を真剣に考えてみてください。
○社内のことをもっと知ってみよう
今の部署や職種しか経験がない状態で、辞めたいと思っていませんか?
色々な部門がある会社の場合、部署や職種によって仕事内容が全く違っているものです。
もし、今の仕事が合わなくて辞めたいと思っているのならば、社内の他の部署がどんな仕事をしているかに目を向けてからでも遅くないですよ。
部署が違えば仕事の進め方も人間関係も全く異なってきます。
部署異動がきっかけで、あれだけ辞めたかった仕事にやりがいが見いだせたという人もいます。
部署異動ならば退職する必要がないので、辞めて後悔してしまうリスクも低くてすみます。
○目先の事だけに囚われていないか?
今、目の前のことが嫌で辞めたいと考えていませんか?
仕事をしていてつらいことに出会ったら、逃げたいと思うこともあるでしょう。
でも逃げることばかりを考える一方で、「将来どうなりたい」とか考えていますか?
例えつらくても、将来なりたい自分を叶える通過点だと思っているのならば、乗る越えられるものです。
まずは、自分の将来のビジョンは何か?を明確にしましょう。
その上で、今のつらさが夢をかなえる糧になるかを考えてから結論を出しても遅くないですよ。
○辞めたい理由が人間関係
転職を考える際に「人間関係」を理由にする人って本当に多いです。
元々会社は、色々な考え方をする他人同士の集まりです。
価値観の異なる人同士がそれぞれの意見を出し合い、時には協力して売上を上げていく場です。
時には、この人と仕事をしても前に進めないと思うような人物に遭遇することもあるでしょう。
しかし、毎回人間関係が理由で退職していると、人事担当者には「対人スキルに問題あり」ととらえられてしまいますよ。
他人を変える事は難しいですが、自分は比較的簡単に変える事ができます。
人間関係が良好な人をお手本にして、コミュニケーションの取り方や心地よい受け答えを実践してみましょう。
○年収が下がっても後悔しない?
今の仕事が嫌だから、全然違う仕事をしたい。
全く未経験の仕事にチャレンジすることは、心機一転できる効果やキャリアの幅を広げるチャンスでもあります。
でも、全く1からのスタートになるので、「年収が大幅に下がる」リスクが伴います。
あなたはそれでも納得して、結果が出るまで働き続けることができますか?
業種によっては、例え成長したとしても、今の給与ベースに届かない場合だってあるんですよ。
働く上でも生活していく上でも、収入面は大きなポイントです。
本当に今の仕事辞めても、後悔しないか?じっくり考えてみましょう。
会社を辞めるて後悔しないために「今」しっかり考える
会社を辞めるのって、意外に簡単に辞められるものです。
だからこそ、在職中に「本当に辞めて後悔しないか?」をくどいくらいに考えてほしいのです。
求人票で条件が良くても、実際に入社したら違う問題に直面するリスクは日常的にあるんです。
だからこそ、今の会社を辞めた後の姿をしっかりと想像し、考え得るリスクにどう立ち向かうかを準備しておいてほしいのです。
たとえ辛くても、在職中は給料が入ってくるため、経済的に困るといったリスクを回避できます。
本当に転職しても後悔しないという気持ちになるまで、勢いだけで今の会社を辞めてはいけません。
一歩踏み出すために
会社を辞めて後悔しないためには、辞めたい原因と向き合って、対策を立てることが必要です。
また、やむなく退職する場合も、短期間でまた転職しないためにも、しっかりと応募企業のことを下調べしたり、面接対策をしてから応募しましょう。
もし会社を辞めるか悩んでいたり、自分のビジョンに合った会社に移りたいと考えてるのならば、転職希望者と人材を探している企業を結び付ける「転職エージェント」と呼ばれる会社に相談してみるといいですよ。
転職エージェントでは、
・現職の問題点をカウンセリング
・「世の中に出回っていない求人情報」の情報提供
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などの後悔のない転職を実現するための様々なサポートを無料で受けることができるんです。
数あるエージェントの中でも特にオススメしているのが、求人数、紹介実績ナンバー1の「リクルートエージェント」。
「会社を辞めたい」気持ちに潜んでいる本当の理由や原因を分析し、どうしたらよいかを一緒に考えてくれます。
会社を辞めて後悔しないためにも、在職中に相談してみてくださいね。