「激務」
看護師のためにある言葉じゃないかと思いたくなるほど、ハードな日々。
肉体的にも精神的にも疲労困憊で、仕事に行きたくないと思うこともあるでしょう。
看護師だって人間だもん。
そんな日もありますよね。
でも、仕事に行きたくない気持ちが何日も続いている場合は、見過ごしてはいけません。
こんな兆候が表れたら要注意!
仕事に行きたくない病の症例と対策法をフェーズごとにご紹介します。
《初期段階》看護師の仕事に行きたくない病
《症状》
・なんとなく憂鬱
・やる気が出ない
《対処法》
・仕事を忘れてリフレッシュできる時間を持つようにする
・3日程度、休暇を取る
《中期段階》看護師の仕事に行きたくない病
《症状》
・憂鬱だと思う時間が増えた
・急に涙が出るなど、情緒不安定だ
・疲れやすい
《対処法》
・仕事に行きたくない理由を考えてみる
・解決方法や自分はどうしたいのかを考えてみる
・1週間程度の休暇を取る
中期に入ると、憂鬱な気持ちになるだけでなく、情緒不安定になりやすくなります。
イライラする、何をするにも不安を感じる、涙が止まらなくなるなど、ブルーになっているだけでは済まない症状が出てきます。
「最近、感情の起伏が激しくなった」と感じたら、仕事に行きたくない病が進行していると思ってください。
《末期段階》看護師の仕事に行きたくない病
《症状》
・出社時間が近づくと頭痛や腹痛などの症状が出る
・肩こりが酷くなった
・眠れない
・仕事に行こうとすると異常にイライラしたり、不安な気持ちが大きくなる
・自分のことを頻繁に「ダメな人間だ」と思うようになった
《対処法》
・心療内科やカウンセリングを受診してみる
・原因を解決できないか、上司に相談する
・部署を変えてもらう
末期段階になると、頭痛や吐き気など身体の不調がはっきりと出るようになります。
終末期に入ると、もっと恐ろしい状況になってしまいます。
身体が発するSOSを放置せず、早めに医療機関を受診してください。
《終末期段階》看護師の仕事に行きたくない病
《症状》
・人目が気にならない
・家に引きこもり、寝起きの格好のままで1日過ごしている
・何かをしようと思わなくなる
《対処法》
・心療内科や精神科を受診してみる
・家族にSOSを出す
・思い切って休職したり、職場を変える
こうなってはあらゆることが「どうでもいい」と思うようになり、対策が取れなくなる恐れがあります。
仕事を辞めることも、環境を変える事もできずに、時間だけが経ってしまう。
終末期段階に入ってしまう前に、第三者や専門機関に困っていることを訴えてください。
看護師の「仕事に行きたくない」をこじらせる前に
「仕事に行きたくないなぁ」と感じているアナタは今、どのフェーズいるのか把握できましたか?
色々なストレスやプレッシャーに耐えているアナタ。
毎日沢山の人と接する仕事だからこそ、落ち込んだり、自信を無くしたりすることもあるでしょう。
時には「仕事に行きたくない」と思ってもいいじゃないですか。
看護師である前に、生身の人間なんですから。
もうお気づきだと思いますが、仕事に行きたくない病は「うつ病」発症の入り口なんです。
なので、問題が小さく、短期間で改善が望めるうちから対処していくことが、結果として自分を守ることにつながるのです。
よく休んだり、職場を変える事に批判的な方がいます。
特に人間関係の問題はどんな職業でもついて回る問題です。
仕事をする上で、他にも我慢が必要なこともあるでしょう。
でも、問題解決に向けて頑張っているのに状況が好転しなかったり、心身に症状が出ているのならば、
休むことや辞めることは悪いことではありません。
なぜなら、アナタの心身を壊してまで続ける必要はないのだから。
今は患者さんではなく、アナタ自身を労わる時間だということです。
実際、「仕事に行きたくない病」を患い、転職した看護師からは、
・人間関係のよい病院に転職して、不調をきたすことが減った
・転職して、「何であんなに悩んでいたのだろう?」と思えるほど、心が軽くなった
・もっと早く転職したらよかった
という声を沢山聞きました。
限界を迎える前に転職することが、1番効果的な方法なのかもしれませんね。
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そういうときにぜひ利用してもらいたいのが、
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「今、職場を辞めたら人手足りなくて迷惑かけるな…」
「同僚から辞めないでねって言われたんだよね」
と思っていませんか?
ハッキリ言いますが、考えるだけ時間のムダです。
もし、病院側があなたに辞めて欲しくないと思っていたら?
あなたが辞めたいと思わないように、労働環境を改善するはずです。
例えば昇給したり、有給休暇を取りやすくしたり....
残念ですが、あなたが職場を辞めても迷惑はかからないってことですよ。
あまり考えすぎずに自分の働きやすい環境を探してください!
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対応してくれるコンサルタントは地域の医療機関に精通しており、表には出てこない求人情報や病院の内部情報なども持っています。
面接のセッティングや条件の交渉までやってくれるので、自分で1から転職するよりも負担が軽くなります。
「仕事に行きたくない」と頻繁に思うようになったら、気軽に相談してみてください。
アナタを苦しめている原因がはっきりしたり、新たな対策法が見つかるかもしれませんよ。