前回の【冒頭編】では、これまでのアナタについて、よく聞かれる質問と回答ポイントをご紹介した。
今回は、いよいよ面接のメインともいえる
【スキルや考え方が、自社にマッチしているか?】
を探る質問とポイントをまとめてみた。
中盤以降で気をつけること
面接中盤以降では、仕事についての考え方など、より掘り下げた質問が集中してくる。
採用担当者に「もっとアナタの話を聞きたい」と思わせる面接にするためには、次の2点に留意しながら回答を準備しよう。
【結論から述べる】
【具体的な数値やエピソードを交えて答える】
人間は着地点が明らかでない会話を延々と聞かされると、不快に思う性質がある。
まずは落とし所を示した後で、アナタという人物をより想像しやすいように、数値や具体的なエピソードを加えるとよい。
では、その点を踏まえて、中盤以降でよく聞かれる質問を見てみよう。
自身の将来像を教えてください
いわゆる「キャリアプラン」についての質問である。
この質問で採用担当者が知りたいのは、
・どんな仕事に携わりたいか?
・実現可能なプランであるか?
ということ。
キャリアプランは、
【入社後の自分の姿をイメージした物】
どんなに壮大で素晴らしいプランでも、到底実現できそうにない物だと、自分の力量や状況を冷静に判断できない人だという評価に終わってしまう。
またキャリアプラン自体がない応募者は、意に沿わない事があるとすぐに辞めてしまう傾向がある。
採用担当者が知りたいのは、自社で実現可能なキャリアプランを持っているかどうか。
HPや製品情報、メディアの取材情報などから企業情報や今後の展開を事前に調べ、
【その企業だからこそ実現できる(したいと思う)プラン】
を練り上げよう。
あなたを採用するメリットは何だと思いますか?
この質問の意図はずばり「自社で貢献できる人材かどうか」。
転職の場合は、新卒と違い、短期間で戦力になることが採用の条件になる。
そのためこの質問をクリアするには、応募企業で求めている職務能力や適性を踏まえた上で、
【この会社で即戦力になれるスキルをアピール】
することが求められている。
例えば、営業の場合、
メリットは、「新規顧客の獲得力」です。
前職の新規獲得キャンペーンの際、1日最低○件のニューコールを通し、○件の新規受注を取り付けました。
その際、御社の取引先に多い□業界については特に研究しましたので、業界知識を活かした営業活動で御社に貢献できると考えています。
といったアピールが有効である。
今までの仕事で不満に感じたことを教えてください
退職理由にも繋がるこの質問で採用担当者が知りたいのは、
【困難をポジティブ変換できるかどうか】
不満を語るときの応募者の様子を通して、
・環境適応力
・交渉力
・問題解決力
を観察している。
しかしどの会社にも一長一短がある。また不満は人により感じ方が違うので、不満ゼロの会社というのは現実にはありえないだろう。
この質問に答える上で大前提となるのは、
【不満点が応募している会社に該当しないこと】
である。
そして絶対にしてはならないことは、
【感情的に愚痴る】
こと。
この2点を踏まえて、回答例をまとめてみると
○○という点に不満があった。上司に相談したり、他の社員の要望を取りまとめて提案してみたが、改善されなかった。
といった形になる。
長所と短所を教えてください
この質問では
・業務に差し障る短所はないか?
・客観的に自分を見ることができるか?
・短所にどう向き合っているか?
などをチェックしている。
自分で意識していることでもよい。
また「よく○○だと言われている」のように第三者の意見を、理由となるエピソードを交えて語ってもよい。
さて、長所はともかく、短所はなるべく言いたくないもの。
しかし
【短所:なし は、一番のBadアンサー】
である。自分に甘く、自己分析できていない人間と思われてしまう。
もし短所の答え方に困ったときは、
【長所と短所は表裏一体】
長所が行き過ぎたときに起こる弊害を短所としてしまえばよい。
例えば、「長所が集中力がある」という人の場合、
短所は、趣味などは時間を忘れて、没頭してしまう点です。
仕事中はタイマーなどで時間を区切って業務をしているので、短時間で効率よく業務がこなせています。
ときり返す方法もある。
採用条件とのマッチングがメインとなる【面接中盤】の質問だが、いづれも冒頭で紹介した
結論→数値やエピソードを織り交ぜた理由
の順に、回答を展開していくことが攻略のポイントである。
現在の会社を続けていいのか迷っている人は、ぜひこのタイミングで動き出しましょう!
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