
高時給で、自由シフト。しかも残業なし。
プライベートと両立しやすい上に、時給も良いので理想的な条件ですよね。
でもこれは、「コールセンター」の派遣やアルバイト求人募集でよく見かける文言なんです。
大量募集をかけて、同期入社も多い仕事ですが、長期間勤務できる人はあまりいません。
好条件にも関わらず、なぜ早期退職が多いのでしょうか?
また、コールセンター勤務から正社員に転職ってできるのでしょうか?
クレームが多すぎて、体調を崩した

コールセンターの中でも、「インバウンド」と呼ばれる部門は、ストレスが溜まりやすく、体調を崩す人が多いと言われています。
コールセンターはお客様からのクレームを受けることの多い仕事です。
元々、商品やサービスに不満を感じて問い合わせを掛けてくる人もいますが、始めは問い合わせ程度の気持ちだったのに、担当に電話が繋がるまで長時間待たされることで不満が爆発してしまうお客様もいます。
そして、まれにですが、最初から理不尽なクレームをつけるために電話してくる方もいます。
徐々に慣れてはきますが、それでも電話が繋がった瞬間に怒鳴られたり、理不尽なことを要求され続けると、精神的に疲れてしまいます。
「全て真に受けない」という自衛方法もありますが、それでもストレスが蓄積するスピードが速すぎて、心が折れてしまうことがあります。
ストレス性の胃腸炎に悩まされたり、円形脱毛症になるスタッフもいるのだとか…。
これらの症状をこじらせて、うつ病を発症し、退職せざる得なくなったケースもあります。
ノルマから逃れられない

インバウンド、アウトバウンド問わず、コールセンター勤務では「ノルマ」がついて回ります。
オプションを提案してみたり、上位コースを勧めた件数がカウントされています。
勧めるだけでOKのコールセンターもありますが、中には成約件数をノルマとして課しているコールセンターも存在しています。
もしも、成約件数もノルマとしてカウントしている職場だった場合、目標未達のスタッフは契約の更新がされなかったり、退職勧告を出されることがあります。
膨大なマニュアルを覚えきらないといけない

コールセンターでは、誰が対応しても同じ内容を提供できないとなりません。
そのため、コールセンターのスタッフは膨大なマニュアルを覚えていかなければなりません。
まず、マニュアルが覚えきれないという理由で、早期に辞めていく人が多い世界です。
また覚えきった人も、「一字一句間違えてはいけない」という緊張状態で、お客様対応を強いられます。
仕事を覚えるときにも、覚えた後にもストレス状態が続くことが、長期間続けられない理由の1つになっています。
コールセンター勤務は、転職に役立つスキルが身に付く

では、コールセンター勤務から転職しようと考えた時、どういった点をアピールしていけばよいのでしょうか?
○電話対応力が高い
コールセンター勤務の肝は「電話対応力」です。
顔の見えない相手に対して、話し方や言葉遣いだけで好印象を与えることができるスキルが育っています。
電話対応次第で、会社への印象も大きく変わります。
転職の際には、コールセンターで培った話し方や対応の仕方を面接の時から出せるように心がけてください。
○確認力や物事を端的に表現する力
コールセンター勤務では、言葉のみで問い合わせに対する答えを伝えなくてはなりません。
視覚情報がない状態で相手に要点を伝えるには、簡潔に物事を伝える力が必要になります。
コールセンター勤務では、研修や実務を通して、相手に理解してもらいやすい伝え方が身に付いていきます。
また、聞き間違いが許されないコールセンター勤務では、ミスを防ぐための聞き方も同時に実践していきます。
アルファベットの「D」と「T」など、聞き間違いが起こりやすい単語も熟知しており、それに対する確認の取り方も知っています。
的確で、間違いのない電話対応や確認の仕方ができるという事を、転職の際にはぜひアピールしてください。
正社員に転職したいのならば、すぐにでも転職活動をスタートさせる

コールセンターで実際に発信、受信業務に従事している人は、派遣やアルバイトなどの非正規雇用の方が多いです。
非正規雇用の場合、残念なことに採用担当者からは職歴としてあまり評価されません。
しかも、非正規雇用の期間が長いほど、評価は下がる傾向にあります。
面接に進んだ際も、「なぜ長期間、非正規雇用だったのか?」という事を質問されます。
この部分を上手く答えられないと、苦戦するでしょう。
非正規雇用から正社員に転職したいのであれば、一刻も早く転職活動を開始してください。
正社員採用の際は、年齢の壁が大きく立ちはだかってきます。
年齢が上がるほど、内定まで時間が掛かる傾向にあります。
早く転職活動を始めたいけど、どうしたらよいか分からないという方は、転職希望者と人材を探している企業を結び付ける「転職エージェント」と呼ばれる会社に相談してみるといいです。
転職エージェントでは、
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・あなたのスキルや経験、強みを分析し、向いている働き方や市場価値をアドバイス
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コールセンターはストレスの溜まりやすく、長期間勤務に向かない職場です。
体調を崩すほど追い詰められる前に、違う仕事で正社員を目指してみましょう。
転職市場の動向を聞いてみるだけOKですので、気軽に相談して転職のヒントを見つけてみませんか。