「退職願」を提出したら、後やるべきことは残務整理です。
これには大きくわけて、2つあります。
1つは仕事を後任者に「円滑に」引き継ぐことです。
その際、「いつまで」「どこまで」自分が担当するかもはっきり線引しておきましょう。
会社によっては強制でないにしても、その人の仕事のマニュアルを作成させてから退職してもらうところもあります。
また、最近のようにパソコン業務が進んだ会社では各種のデータを扱う場合にパスワードを使ことが当たり前です。
本人しかわからないようなパスワードも教えることを忘れないようにしておきましょう。
もう1つは、経費などの精算です。
机の中に領収書などが埋もれていないかどうかを確認し、請求できるものはしっかり請求しましょう。
同時に、私物と会社のものとを区別し、私物は家に持ち帰ります。
また、社内預金・社内持ち株制度がある場合や、社宅を借りている時には速やかにこうした契約を解除する手続きを取ります。
退職時に会社からもらうもの、返却するもの
企業に入ると、その時点で会社から与えられるものがいくつかあります。
しかし、そうしたものはあくまでその人間がその会社の社員であることを証明するものであり、その会社に社員として勤務することを前提に貸与されています。
よって、退職時には返却する必要があります。
会社から受け取るもの
・厚生年金証書
国民年金に変更する際に必要
・雇用保険証書
失業給付を受ける際に必要
・離職票
失業給付を受ける際に必要(退職後10日以内に会社から郵送される)
・給与所得の源泉徴収票
・退職所得(退職金)の源泉徴収票
会社に返すもの
身分証明書(IDカードなど)、社章など
健康保険被保険者証
組合員証
通勤定期券
制服・作業着など
携帯電話などの会社支給品
社費で購入したもの
業務上の各種書類、報告書、得意先の名刺など
フリーランスや個人事業者として独立する場合、サラリーマン時代の健康保険や年金の種類が変わってきます。
その変更の手続きをする、あるいは雇用保険や退職金をもらう、確定申告の際などに必要となりますので、必ず受け取りましょう。
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