
看護の基本として「アセスメント」があります。
でも、先輩からよく「アセスメントができない」と怒られます。
自分では頑張っているつもりだけど、何が足りないんでしょうか?
今回は、「アセスメントができないと言われる理由」と「簡単にできる対策法」をまとめてみました。
特に新人看護師さんは使える方法がないかチェックして、日頃の看護に取り入れてみてください。
看護師がアセスメントができていない原因は?

看護師の仕事を遂行していく上で「アセスメント」は必須です。
看護師の仕事は患者本人の自覚症状と併せて、各所に異変はないかを客観的に観察することです。
もしアセスメントがきちんとできていないと、看護方針が立ちません。
特に新人看護師は、部署に慣れたり、時間内に業務を終わらせることだけで精一杯でしょう。
自分の事で手一杯な看護師が、患者さんをしっかり観察できているか?というと、きっとそうでない点もあるでしょう。
先輩に確認された時に、抜けている項目はありませんか?
アセスメントができていないと指摘される看護師は、観察すべき事の中に「抜けている項目」があるのです。
例えば、
・内服チェックをしていなかった
・点滴の滴下確認をしていなかった
・体温を測っていなかった
・薬を塗り忘れた
など。
一連の業務の中で、他の事に気を取られて、1つの作業をしていなかった。
そういったケースが比較的多いでしょう。
先輩もいきなり全ての業務をあなたに任せている訳ではありません。
今のあなたを見て、「これはやれる」と思う仕事から任せて行ってるんですから。
今は、「自分で判断して、実行できるだけの経験と自身を育む時期」なんです。
だから、もし抜けがあって、アセスメントできていない状況になっても焦らないで。
「次、気を付けよう」という気持ちを持っていれば、重大なインシデントでもない限り、何とかなるのです。
アセスメントができていない看護師がするべきことは?

看護師がアセスメントできていない背景として、「抜けている項目」があることをお伝えしました。
では、しなければならないことを抜けないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
○先輩に質問する
未経験の業務や慣れない業務、レベルの高い処置をしなければならないのならば、先輩に質問したり、確認を取っていいんです。
初めての事は、むしろ聞いてください。
自己判断でインシデントを起こされるよりよっぱど良いです。
○メモを取る
初回の処置などは遠慮なく先輩や上司に確認して良いとお伝えしましたが、ただ聞くだけではいけません。
指導された内容をしっかりと「メモ」してください。
そうすれば、次回同じ処置をしなければならなくなった時のマニュアル替わりになりますから。
他にも、抜けを作らないために、メモは活用できます。
出勤したら、患者さんの情報を取りながら、今日すべき業務のリストを作成するのです。
担当する患者さんごとに
・カルテの入力
・内服、点滴の滴下チェック
・ドクターに確認が必要な項目
など、業務を書き出し、チェックリストとして活用しましょう。
なお、リストには余白を作っておいて、患者さんからの問い合わせや確認が必要な事柄をメモできるように作成しておくといいですよ。
業務や患者さんごとにメモを参考にして遂行することで、業務と同時にアセスメントもできるようになっていきます。
○タイマーを活用する
次の業務が、何時に何をしなければならない類のものならば、「タイマー機能」を活用するといいですよ。
時間までに対処できないことが原因となっている看護師さんは、タイマーを上手くリマインドツールとして活用することで、抜け防止に役立てることもできます。
先輩チェックでアセスメントできていなことがバレるタイプは

アセスメントができない看護師のタイプとして、「細かいことに気が配れない」というタイプがいます。
自分では完璧にこなしていると思っていますが、先輩の看護師が確認のために患者さんの元に行くと、できていないことのオンパレード。
自分が入院しているつもりになって、「この管、ここにあったら痛くて嫌だな」といったことを実践していくのも、アセスメントの一貫です。
患者さんの体位や時間が経って崩れてきた時のことを考えて、処置をしましょう。
また、アセスメントできない看護師の特徴として、こんなタイプもいます。
「中途半端な処置で終わっている」
例えば、「備品が少なくなっているのに、補充していない」ということがあります。
今は困りませんが、次に引き継いだ人がいきなり補充作業からスタートすることになります。
次に看護にあたる人が困らないように配慮する。
小さなことですが、余力があるうちに準備しておくことは、患者さんや周囲のスタッフの時間をロスしないことにもなります。
あなた自身も、患者さん周囲をよく見ていることにつながるので、アセスメントができていると評価されやすくなります。
看護師がアセスメントできない理由が、指導側にあるのならば

これまで看護師がアセスメントできるようになるためのポイントについて、ご紹介しました。
しかしこれらは、「指導側に問題がない」ということが大前提になっています。
もし
・最初から全ての業務を丸投げ
・先輩に質問しても、きちんと教えてくれない
・アセスメントの概念がない施設に入職してしまった
など、あなたはアセスメントしたいのに、できない環境に身を置いてしまったのならばきちんとアセスメントできないでしょう。
質問の仕方を変えてみても、ちゃんと教育がなされない医療機関ならば、環境を変える事も考えた方が良いかもしれません。
その方が、看護師としてのスキルアップにつながりますよ。
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「今、職場を辞めたら人手足りなくて迷惑かけるな…」
「同僚から辞めないでねって言われたんだよね」
と思っていませんか?
ハッキリ言いますが、考えるだけ時間のムダです。
もし、病院側があなたに辞めて欲しくないと思っていたら?
あなたが辞めたいと思わないように、労働環境を改善するはずです。
例えば昇給したり、有給休暇を取りやすくしたり....
残念ですが、あなたが職場を辞めても迷惑はかからないってことですよ。
あまり考えすぎずに自分の働きやすい環境を探してください!
気になる医療機関があれば専任コンサルタントに聞いてみてください。
見学や面接などのスケジューリングも、全部専任コンサルティングがしてくれますよ。
アセスメントができるかどうかで、患者さんへの看護のクオリティが全く変わってくると思います。
自身のスキルアップのためにも、きちんとアセスメントできる環境で働きたいものですね。