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仕事を辞めたいのは甘えているから?他人の価値観に振り回されないで

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仕事がつらい。辞めたい。

そうこぼす人に「甘えている」と酷評する人っていますよね。
苦しくても仕事を続けることはすごいことですが、本当につらさを感じている人にとってはいいことなのでしょうか?

「仕事を辞めたい」と思う人は、本当に甘えているのか?

仕事をしていると、誰しも「仕事を辞めたい」と思う瞬間ってあると思います。
でも、その理由や程度は人それぞれです。

休みもなく、殺人的な残業量の仕事で疲弊しきっている場合や、人間関係が上手くいかずに悩んでいる場合。
はたまた、仕事が覚えられず、面白さを感じない場合と、人の数だけ辞めたい理由はあるのではないでしょうか。

でも、あなたが感じているつらさは、他人には簡単に伝わりません。

「仕事を辞めたい」と他人に告げると、「もう少し続けたら…」とか「甘いね」と返してくる人もいるくらいです。
特にまだ「若手」といわれる層が、辞めたいと口にしたときに「甘えている」と思われがちです。

しかし、人から甘えと思われても、あなたがつらい現実に悩んでいることには変わりありません
そもそも仕事を辞めたいと思うことは、本当に「甘え」なのでしょうか?

苦しくても働き続けることは美徳なのか?

日本では人材の流動性が高まった今でも、転職に対してネガティブなイメージが残っています。
身体を壊したり、精神的に病むほど苦しくても、働き続けることが美徳だと考えている人も少なからずいます。

でも、本人が病むほど苦しんでいるのに働き続けることは「美徳」なのでしょうか?

できることをやり切らず、すぐに「辞めたい」を口にしているのならば、それは「甘え」と言われても仕方ないでしょう。
しかし、苦しむほどもがいている人に対しても同じことが言えるでしょうか?
もし相談される立場になったのならば、今の労働環境や辞めたい理由をしっかり聞いてあげてください。

そして、あなた自身が今、苦しんでいる立場ならば、自分の事を「甘えている」と責めないでください。
まずは、「苦しくても頑張ってきた自分を認めてあげる」こと。

そして、まだ大丈夫と思うのではなく、「このままで大丈夫だろうか?」と自分のコンディションに疑問を持ってください。

そうでないと気が付いた時には、精神的にも肉体的にも限界を超えて、病気やうつ病を発症してしまいますよ。

最悪の事態を避けるためにも、自分の中でもう限界だと感じているのならば辞めたっていいんです。

後悔しないために、辞める前に熟考する

もう限界ならば、仕事を辞めたっていいのです。
でも、辞めた後に後悔しないためにも、辞める前に熟考することは必要です。

○退職以外で解決できないか?考えてみる

今の職場に問題がある場合、その場を離れられるのが一番の解決法でしょう。
でもそれって、「退職」以外の方法で実現できませんか?

例えば部署異動だったり、ジョブローテーションだったり、社内の人事異動で環境を変えてみるという方法もあります。
会社によっては、出向という方法が取れる場合もあるでしょう。

退職すると、次の仕事を見つけることに動力を掛ける必要があります。
もしかすると年収が下がったり、今より条件が悪くなるリスクもあります。

辞めなくてもすむのならば、それに越したことはありません。
方法がないか?一度考えてみてください。

○「辞めたい理由」と「辞めたくない理由」

辞めたい理由はけっこうすんなりと出てくるものですが、一方「辞めたくない」と退職を迷っている理由は見えていますか?

仕事をしていく上でつらいことがあっても、簡単に決断できないのはなぜでしょう?
そこには思い入れだったり、メリットだったり、なんらかしら自分にとってプラスになる要素が含まれているのではないでしょうか。

もし、仕事を辞めるか?続けるか?迷っているのならば、「辞めたい理由」と「辞めたくない理由」を書き出してみましょう。

その上で、どちらのメリットが今後、自分にとってプラスに働くかを見極めてもいいのではないでしょうか。

○辞めることがもたらしてくれる恩恵はあるか?

今の環境から抜け出したいから仕事を辞める。
これはある意味、正論です。

けれど、辞めた後のことは視野に入っていますか?

今、仕事を辞めることでどんな恩恵を受けることができるでしょう?
そして、それはいつまで続くのでしょうか。

辞めた直後は良かったけれど、また同じ理由で苦しくなり、仕事を辞めたいと考えるようにはなりませんか?

辞める時よりも「辞めてから」の方が大切

苦しんで、熟考して、それでも「仕事を辞めたい」という気持ちが強いのであれば、もう「自分は甘えている」という思いに囚われなくてもいいんです。
今のまま悪化の一途をたどるのではなく、より良い環境で仕事をしたいという上昇志向を大切にしてあげましょう。

そのためには転職後も後悔しないために十分準備したうえで、転職活動にあたることが大切です。
例えば、「自分の市場価値を知っておく」ことや「志望する業界や会社の情報を沢山集める」といったことを行う必要があります。

 

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仕事を辞めたい程つらいと感じているのならば、安易に「甘えている」とは考えないでください。
案外、限界って自分では分からないものなんですから…。

本格的に心身を害す前に、つらい気持ちを吐き出してアドバイスをもらう場として活用してもいいんですよ。

 

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